昼前まで雨模様だったので、しばらく自宅待機した後、12:30ころ出発。 まず向かった先は国道292号線の富倉集落のその先にある倉本。山にへばりつくようにして散在する集落で、元茅葺と思われる大屋根の民家が少なくはありません。
分校跡か?

「倉本温泉」の表示が。あらたな入浴施設の発見かと思われましたが、いわゆる温泉スタンド。入浴施設はありません。

そして「対岸」にこれまたへばりつくように点在する中谷集落。絵になる棚田が何箇所かあります。

マシンは県境を越え新潟県にさしかかります。
国道沿いに蕎麦屋、小学校、農協などが立ち並ぶ、比較的世帯数の多い妙高市長沢地区。これまで国道から奥に分け進んだことは一度もありません。しかし、原付のフットワークを生かし、躊躇なく「細道」へと進入。するとその先には。。。
棚田!!!



灯台下暗しとはまさにこのことでしょう。一枚一枚が小さく狭い不定形の棚田があるわあるわ。ちょっと、いや、かなり感激しました。来年の棚田ツアーにはぜひ組み込まねばなりません。
長沢地区からさらに奥、平丸に抜ける林道に進路を取りました。「熊出没注意」の看板が目に付きます。

しばらくの間は軽トラ用のコンクリ簡易舗装路です。まさに原付のための道。普通乗用車にはちょっと厳しいかもしれません。待避所はまったくありません。
しかしこの沿線上にも
棚田!!!
「バイクで行く棚田ツアー」なんて良いかもしれません。マジで。

しかしこの道は勾配がかなりキツいです。道が細くて曲がりくねっているので、ほとんど1速のまま。間違って2速に入れて失速してしまったらこれまた大変。「ウイリー」の恐怖を感じつつの坂道発進を強いられてしまうのです。 坂をグングン上がっていくと標高550mの峠に出ます。長沢集落から230mも標高を稼いだことになります。

峠の先もまだまだ簡易コンクリ舗装。重心を後ろ目にして慎重に下ります。
下平丸の集落で一休み。知らない村の田舎の商店でエンジンを止め、暖かい缶コーヒーをすすっているだけで、完全に旅気分です。
バイクツーリング、最高!!

この平丸地区も元茅葺民家がたくさん点在しています。棚田もまた現役です。


そして今回のプチツーリングもいよいよ終盤。これから飯山への帰途につきます。 平丸峠へのキツイ登りを目前に面白いものを発見。

倉本でも見つけた温泉スタンド。バルブを開けてみると泉温が20度ほどの鉱泉が大量に出てきました。「どうぞお持ち帰りください」との由。
時間はすでに14時30分。これからベイシアで買い物をして、帰宅、大急ぎで飯山駅16時のお迎えに向かわねばなりません。
わずか3時間ほどのプチツーリングでしたが、知らない町への非日常の旅。 なんだか夢を見ていたような気がします。
本日の給油=2.42L 前回給油後の走行距離 147km 燃費60.74km/L

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