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特急しらゆき |
約45分の接続で「特急しらゆき」に乗り換え。 三セク化された、えちごトキメキ鉄道入り口。

キタ~(≧∇≦)

E653系4両編成の前2両が自由席。 当然車販はなし、自販機なし。 クロハを組み込んだ6両編成くびき野に比べると、はるかに簡略化されたカジュアル特急。
もともと常磐線の特急で使われていたのですが、新製車両の導入で余剰となったものを耐雪仕様に改造を加え信越、羽越線用に投入されました。
徹底的に遮音材を使い静粛性を追求した485系と比較すると、簡略化されています。 ロングレール区間ではあまり気になりませんが、直江津までの25mレール区間では、実に賑やかな「ガッタンゴットン」を響かせます。

直江津からは海岸線


柿崎付近の砂浜、青海川~鯨波の岩礁地帯、青い海。海に面した青海川駅、米山駅。
 これらを車窓から眺めなくては私の夏はあり得ません(^_^)
笠島駅

1時間後、辿り着いたのは長岡駅でありました。

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ランチはココで。 |
長岡駅では約3時間の滞在。
従来は宮内駅前の青島食堂でラーメンを食し、長岡駅構内のショッピングモールをぶらぶらするのが常でしたが、ダイヤ改正後そのパターンが少し困難なものに。
調べた結果駅南口前にあるホテルニューオータニ長岡のランチバイキングがなかなか好評の模様。
行ってみることにしました。
ホテル1階の比較的こじんまりとしたダイニングスペース。

メインディッシュを3種類の中から選べてかつその他料理のブッフェスタイル


作り置きをするとまずくなってしまう揚げ物料理はなく、いずれも手の込んだ大変おいしい料理の数々であります。
ファミリー向けの何でもありバイキングとは異なり、ある程度品数を限るもののクオリティーで勝負といったコンセプトが大いに伺えました。 かといって品数が少ないと感じることも全くありません。
ムース系のデザートも安っぽさは全くなく、大人が食べても十分に満足できるものでありました。
中でも私のイチオシはカレー。 五十六カレーと名付けられた、まいたけをたっぷり使ったスパイシーかつフルーティーな味は、カレー好きもきっと大満足。

とはいっても胃袋が縮小してしまった私にはそこまでたくさん食べられる余裕はありません。 色々なもの1口ずつ、味わっていただきました。
予想以上に内容がよく満足仕切った私たち。
1時間後に席を立ちお会計。
マネージャーとおぼしき方が、駐車券はお持ちですかと尋ねます。
電車で行きましたと伝えると、
「どちらからおいでですか?」
「長野の飯山からまいりました。新幹線と信越線に乗って」
「コレからどこかにお出かけですか」
「いいえ。これから帰ります」
「入院してまして、リハビリを兼ねて一時外出してきたんです」
「お料理は問題なく召し上がられたのですか?」
「はい。骨折入院なもので食事は関係ないんです(^_^)」
「わざわざどうもありがとうございます」
こうした何気ない会話にもまた、粋な気遣いが感じられて大変好ましいものがあります。 また来ようと言う気にもなります。
実際また来るだろうな。
大変落ち着いた雰囲気と味、応対、そして税込み2,000円という値段。
「うまさぎっしり新潟」の底力が、こんなところにも表れているような気がしました。
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階段昇り降りと歩行訓練 |
ランチの後は、隣接するショッピングセンター内2階の書店へ。 中越地区最大の売り場面積と思しき広大な書店は否が応でもでも、アッチへコッチへ歩き回ることになります。
30分滞在し、長岡駅へ戻ります。カカト上げ歩行はまだNGですが、筋力トレを兼ねて階段昇り降りも試しながら、駅構内をウロウロ。
ジュピター 無印良品 びゅうプラザ
2時15分に4番線へ階段経由で辿り着きました。 長く、広い構内、115系電車、緑色の架線柱ビーム。「旅」を感じるパーツの数々。


列車は行きに乗った「しらゆき」

疲れました(≧∇≦)

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夏の終わりは信越本線 |
幸い海側の席を確保できました。
母ちゃんはほとんど居眠り(^_^)

信濃川の鉄橋を渡ると越後平野とはおさらば。

鄙びた山間地集落が私的にはかなり魅力的。

数年前、長鳥駅で途中下車して駅周辺を散策しました。 何気ない田舎風景がイイのです。ココロに響くのです。稲穂が色づく、セミの残党が最後の合唱を響かせるこの時期が良いんですね~。

「山線」を過ぎれば柏崎。広い構内の先には今年三月に移転したばかりのブルボンの新社屋。

柏崎の先、鯨波から柿崎までは海岸線。



信越線は決してローカル線ではないと思うのですが、越後平野から山岳地帯、海岸線へと目まぐるしく展開する100キロ弱の車窓は信越地区屈指の景勝路線といえます。
夏の終わりは信越本線
失われたかと思われた私の2015年夏。
しかしこの区間に乗れただけで全てが救われました。思い残すことは何もありません。
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はくたかは夢と現実を結ぶタイムマシン |
特急しらゆきは、定刻に上越妙高に到着。

ココでもあえて階段登行。

40分の待ち時間があったので、午前中に続き駅ナカ探検。 食堂はほぼ満席。ビジネスマンと思しき人たちで賑わっていました。
旧信越線脇野田駅は、1日の乗車人数が130人あまり。新幹線が開通し上越妙高と名を変えたら新幹線の乗客だけで1日2500人。 かたや飯山駅は新幹線開通前の1日乗車数が500人。新幹線の乗車数も同じく500人。
この差は一体どうして?と困惑しそうになりますが、答えは明確です。 単純に直江津で乗り降りする人たちが移ってキタだけの話。
直江津で「北越」「はくたか」に乗っていた乗客の多くがシフトしたのです。
それにしても上越妙高駅ナカは魅力的過ぎました(^_^)
多くの乗客で賑わうプラットホームから東京行きはくたかに乗れば、くびき野を少し横切り、すぐに全長22,251mの飯山トンネルに突入。 30‰という碓氷峠下を貫く区間同様の急こう配を8分走ればそこには飯山赤十字病院。
1627着、駐車場のクルマに乗り込み1640赤十字病院着。 リハビリはほぼ定時の1642開始。
飯山トンネルは夢と現実を結ぶ「タイムトンネル」、はくたか号は其処を突っ走る「タイムマシン」の如しでありました。
本当に夢のような7時間が過ぎました。 私の夏も完全に終わりました。
お付き合いいただいた母ちゃん。 ありがとうごさいました。
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7時間限りの夏休み |
入院して以降、毎日新幹線の音を聞いて過ごしてきました。
玄関前に佇めば自然と旅に出たい衝動に駆られ、募る想いが膨らむばかり。 特に夏は、私にとって「汽車旅」の季節でして、この7~8年は欠かしたことがありません。
夏のお客さんの波が押し寄せる前、若しくは引き切る瞬間を狙い、必ず新潟方面を目指してきました。 特に柿崎~青海川で車窓に展開する日本海は、夏を感じる特別な存在と言えます。
昨年までは「新井駅」までクルマで移動し、そこから快速「くびき野」に乗るのは、いわば「お約束」でした。
くびき野は乗車券だけで乗れる485系特急型列車(ヨンパーゴ)であり、私にとってヨンパーゴから眺める日本海の景色は夏の風物詩と言っても過言ではありません。
しかし入院生活が長引き、私の夏はほぼ失われました。
毎日の入院生活は日に2回組み込まれている「リハビリ」が中心。 朝は8時30分から40分間、午後は4時半頃から40分間です。 水曜日はレントゲンですが、それ以外は日中は散歩やストレッチなどの自主トレのみ。
許可を得れば外出が可能です。
この日から、より正しい姿勢と荷重、そして安全な歩行のため、散歩時は靴を履くことにしました。
ならばと歩行訓練を兼ねて、夏を感じるお出かけに。
もちろん相方は母ちゃん。
午前のリハビリ終了後、飯山駅から932発「はくたか」で。

4時30分までの、7時間限りの私の夏休み、始まりまりです。(^_^)
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