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旅と家族を綴る日記★ 北信州・木島平でユースホステルを営んでいます。趣味はバイクと鉄道と山歩き。守備範囲の広さでは負けません(笑) |
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秘境駅の宝庫・飯田線 |
塩尻から豊橋に至る飯田線は総延長190キロ余り。そこに90以上の駅を擁する駅密度ナンバーワンの長距離ローカル線です。
もともと私鉄だった路線をくっつけて出来上がった路線ゆえに、カーブが多く、いわば地域内ローカル鉄道。 その一方で、天竜川のダム工事のために建設された鉄道という側面も持ち合わせていて、黒部峡谷鉄道のごとく、森林鉄道の雰囲気さえ併せ持つ変わり種路線ともいえます。
天竜峡までは伊那谷を走りますが、そこから南の下伊那郡の村々にさしかかると、天竜川沿いの渓谷沿いを縫うように走ります。
金野、小和田などの秘境駅で名高い駅に律儀に停車を繰り返します。


青春18きっぷの季節になると、こうしたローカル線には普段とは違った賑わい。 誰が流布するのか定かではありませんが、18きっぷ廃止のうわさがたびたびささやかれます。 しかし、私は18きっぷの廃止は絶対にないと思うのです。
それは単にきっぷの売り上げというだけではなく、18きっぷの持つ経済効果です。 18きっぷを使う人は長時間列車に乗ります。遠くに行きます。
遠くに行くと移動の最中に食事をしたり、飲み物を買ったり、消費行動が必ず伴います。 駅そばで食事したり、駅ナカコンビニでパンを買ったり。 確実に支出が生まれます。
そうした支出により経済効果はやはり無視できません。 18きっぷがなくなると、おそらく地方のローカル線からは人影が消えるに違いありません。
18きっぷはやはり偉大なのです。
そんな飯田線。天竜峡までは、なぜか車掌が3人も乗っています。

ほとんどが無人駅、そしてその間隔が短い。 運転業務と改札業務、放送。

とにかく飯田線の車掌は忙しいのです。 たぶん日本で一番労働密度の高い車掌は飯田線の車掌。
券売端末の操作スピードもまた職人技です。 ほんの2-3分しかない走行時間の間に切符を売り、釣銭収受。
なのでサポート要員ではないかと。
天竜峡で乗り換え、豊橋行き。ここから「秘境区間」です。
中部天竜で上下交換。

列車はやがて愛知県に入りますが、深い谷でもなく、広い盆地でもなく。 駅前には民家。その民家の裏は低い山。 田舎の景色ではあるのですが、このような光景にはなかなか巡り合ったことがありません。
この路線は30年ほど前に一度乗ったきりで記憶にもなく、実に新鮮な気持ちでありました。
中部天竜から長篠あたりまではそんな風景。
新城までくると山が遠ざかり、いよいよ豊橋が近いことを知らされます。
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名鉄、新幹線、近鉄、京阪 |
豊橋には18:24に到着。名古屋までは18:30発の快速です。
しかし、駅構内がなにやら騒がしいのです。
西岐阜駅付近での人身事故により快速列車の運転をとりやめています。 普通列車も名古屋方面は相当な遅れが見込まれます。 お急ぎの方は名鉄の振り替え乗車をご利用ください。
ちょうど18:32発の新鵜沼行き快速(特急?)が発車するところでしたので飛び乗り、いざ名古屋へ。 18:25に到着しましたが、JRもまだダイヤ復旧していない模様。
ならばと新幹線に乗りました。

1933発のぞみ119号

東海道新幹線など何年ぶりでしょうか

それにしても5分に一本やってくる16両編成の新幹線。これはもう立派な通勤電車であります。
京都までわずかに35分。
速度は275km。昔は210kmだったのが、1990年台初頭にのぞみ登場で270km、それでもひかりは220kmのままでした。
それが今では運転本数はのぞみが90%以上。時代も変わったものです。
京都駅で下車

近鉄に乗り換え、丹波橋まで。

そこから京阪特急で枚方市まで。

さらに乗り換え交野線の終点私市まで。2118の到着でありました。


やっぱり私は乗り鉄でありました(^^)
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