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シドニー散歩 |
シドニーには16時前に到着。 乗り継ぎのANA便は21時前である。
約5時間の猶予があるので、出来れば市街地に繰り出したいところである。 しかし面々はすでにお疲れモードで、しかも市街地に出るだけで交通費が往復3000円程度かかるということもあり、誰もそれに賛同する人はなかった。
せっかくなので、私は単身シドニー観光に向かうことにした。
手荷物預かり所で15ドルで二個口を預け、エアポートリンク地下鉄駅へ向かう。 シドニーと言えばオペラハウスなので、迷わずそこまでのきっぷを買う。
わずか20分の乗車で17ドル。 恐るべき運賃である。
日本の東京メトロなら200円ちょっと。 東京モノレールなら500円程度。 ニューヨーク地下鉄でさえ5ドル程度 スペインのマドリード~トレドの新幹線に70km30分間乗っても13ユーロ1500円である。
それぞれ国によって事情は違えど、高いといわれる日本の鉄道運賃でさえ、長野~飯山間を新幹線に乗っても1400円ほどなので、その高額ぶりは際立っている。
とはいっても、値段には代えられない風景が待っているはずなので、いざ乗り込む。

20分乗ってCircular Quay へ。
シドニーには1992年の12月末に当時勤めていた海運会社の乗船実習でやってきたことがある。 日本を出て、空荷の状態でビクトリア州ポートランド、ブリスベン、シドニー、メルボルン、そしてタスマニアにわたってホバートの北にあるウッドチップ積み出し港トライアバナから石巻まで。
その旅の途上シドニーに立ち寄ってはいるが、その時は市街中心部のキングスクロス周辺をうろついただけでこの場所は未訪問であった。

巨大客船が係留され、対岸の入り組んだ場所へのフェリーが頻発する。 まるで石垣客船ターミナルのごとしである。


わずか20分の滞在ののち、元来た道を地下鉄に乗って戻った。
荷物預け代と合わせて5000円の豪華ショートトリップであった。
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ホバートからシドニーへ |
マークさんと別れたのち、しばしハーバーエリアを散歩する。 長い旅の最後をかみしめつつ、カフェで珈琲を飲んだ。
ユースホステルには10:00に集合したが、迎えのバスは11:30である。 私が荷物の看守をし、その間皆は町へ繰り出した。
初日と同じくレザーウッドタスマニア社のルークさんが迎えに来てくれた。

ホバート空港には12:00前に到着、各自チェックインカウンタへ進む。 ここで明石市のUさんとはお別れとなる。メルボルンに立ち寄ったのち帰国するのだという。
昨年、アルコールストーブに残ったわずかな液体燃料が手荷物検査にひっかかり、構内放送で呼び出され別室へ通された。 不覚にも器具は没収されてしまい、去年の二の舞がないよう、参加者には念を押して液体の残量には注意するよう促していた。
しかし
手荷物預け後、しばらくして不幸にも日本人名のアナウンスが流れてしまった。しかも2名。
広い待合ロビーでそのお二人を探し出し、その旨係員に告げると、昨年と同じ場所へ通された。検査官の女性も昨年と同じだった。 X線写真を見せられ、これを見せてほしい。との要求。 やはりアルコールストーブである。
本人曰く液体は完全に乾燥させていて問題なないというが、カメラの向きによって、疑いがかけられてしまうようである。 指示に従いザックを開け、当該物品を係官に見せた。もちろん何の問題もない。
ごめんね。手間取らせて。
と笑って返された。安全のためである。仕方がない。
慌ててカフェでサンドイッチをほお張り、ランチとする。

シドニー行きジェットスター720便。定刻から30分遅れて離陸した。

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