最終日31日は、始発電車で大阪都心へ。
向かったのは大阪国際空港。

大空港の面持ちはすでに過去のものと化し、低い天井とあいまって、ノンビリしたローカル空港な雰囲気が流れています。

715発新潟行きのibex ボンバルディアに乗り、一路北へ。
小型機はせいぜい高度8000mどまりなので、下界がよく見渡せます。
松井山手上空をかすめ、琵琶湖の南東、濃尾平野北から、北アルプス穂高岳上空を通過したと思ったら、もう降下体制です。
弥彦山と佐渡島

新潟空港には定時着。
そこから白新線大形駅に移動し電車に乗り村上へ。

たどり着いたのは鶴岡駅。
目的はとある靴屋さんでした。
 7月にお泊まりになった、大阪のお馴染みさんが、たまたま月山登山の帰りに立ち寄られまして、「鶴岡にスゴい靴屋がある!」と、猛烈薦めてくれました。
此方が普通の靴屋と違うのは、足形測定は勿論、歩行姿勢のチェックを通じて、骨格の歪みを指摘、さらには過去の怪我歴をもズバリ見抜くところにあります。
診断の結果、ワタシの場合、腰そのものが右下がりで、かつ右足底が外側に湾曲していることを指摘されました。
何かしら怪我されたことありますね?
1994年に北アルプス下山中に右足を激しく捻挫し、二時間もの間動けなくなりました。
2年前、左中足骨を三ヶ所骨折し、ハリガネを入れて治療しました。
ワタシの右足側面靭帯、実はユルユルです。
骨折後は左足をかばっているうちに、左右の荷重バランスが、45:55 位になったのかもしれません。
それらの怪我の後遺症が骨格の歪みとして見事に現れているとのことでした。
さらには、退院以降、左足裏の関節が圧迫されて痛みを感じるのも、骨折をキッカケに左右不均衡が起こり、癒着の過程で足の甲が下がった結果、中足骨関節が皮膚を圧迫している結果起こっているとのこと。
定例の健康診断の相談会では明らかにならなかった新事実でありました。
骨格の歪みを足元から変え、健康に寄与する
というのが、ここのマスターの得意技のようでして、話すにしたがいまして、これはタダ者ではないと悟った次第。
12月に歩く総距離180キロのスペイン巡礼の道のことを話し、使用する靴のチューニングをお願いしました。
足型測定 歩行環境 歩行姿勢 長時間着用で現れる症状と部位
を細かく診断されまして


出来上がったソールがこれ。

茶色いのが高反発、青いのが低反発。 それらを複合的に重ね合わせ、スペシャルインソールが完成です。
まるで別物に生まれ変わったKEEN Oregon PCT

ついでに持参していたランニングシューズのインソールも成型を依頼。 店の外に出て、ランニングフォームをチェック、足の運びや走りのクセを見ていただいた上で、加工してもらいました。
靴で悩む方は一度訪れてみる価値アリですよ~(^_^)v
靴工房エーリーズ 鶴岡駅徒歩3分 電話 0235 22 1241

店を後にして、コフィアでウインナコーヒーを飲み、1446発のいなほ10号に乗車。

2017晩夏。旅の終わりは駅弁で。

京阪特急プレミアムカーよりもよく揺れる653系。 粟島望む日本海沿岸をガタゴト賑やかに走り抜けていきました。

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