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みちのく潮風トレイル 石巻南三陸ブロックフォーラム |
途中で雨が激しくなり、歩いていくことを断念。ビジターセンターに電話をかけ、迎えに来てもらうことにしました。
センターにはほんの数分で到着。もう少しだったのに。

まだ出来たばかりで、至る所にビジターセンターとしての見せるための工夫が凝らされています。

13時からメインイベントのみちのく潮風トレイル 石巻南三陸ブロックフォーラム開催。 ゲストスピーカーとして1時間お話させてもらいまして、その後はパネルディスカッションへ。 宿泊施設としてロングトレイルをどう活用するか、連携を図るかについて、自分の経験をふまえてじっくりお話させていただきました。

フォーラム終了後は、今夜の投宿地、民宿あおしま荘へ。

こちらで、みちのく潮風トレイルクラブのスタッフの方々と懇親会。
部屋は海を眺める絶景の窓。 三陸の入り組んだ湾と島が印象的です。

18時から懇親会ですが、その料理が凄いのです。 懇親会用の特別料理ではなく、あくまで一泊二食で提供される通常の品々なのだとか。
ハッキリ申しまして、これまで泊まった宿の中で最大のインパクト間違いなしの海鮮オンパレード。 日本海も海の幸はきわめて豊富ですが、入り組んだ湾が生み出す貝類、海藻類の豊富さは三陸が一枚上手な感じがします。
まず初めにテーブルに据えられた「前菜」の品々。

次に運ばれてきたのがお刺身。 ひとり3切れ、3種盛りです。

タコ これで6人前。ひとりあたり1本以上が割り当てられますが、タコだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。

さらに巨大なカキフライ。

写真には出ていませんが、カキフライの直後にあなごの天ぷら、炊き込みご飯も登場。 これ以上望むものはなにもありませんね。
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被災地を歩く 古川から南三陸へ |
古河のルートインを後にして8時8分発の陸羽東線小牛田行きに乗ります。

新幹線の駅として体裁の整ったコンコース

陸羽東線は当然非電化ですが。

小牛田はかつての鉄道の要衝として栄えた街。 街の機能としては極めて小規模ながらも駅構内は極めて広く、かつての SL 時代の栄華が偲ばれます。

気仙沼で線前谷地まで乗りますが乗客はわずか二人。
前谷地で柳津行きに乗り換え、のどかの仙台平野を行きます。


柳津で鉄路は終了。 ここから先は鉄道としての復帰を断念し、軌道敷はバス専用道路(BRT)として再整備されました。

お招きいただいたみちのくトレイルクラブさんからは、当初仙台駅までお迎えに来てくださるとのことでしたが、丁重にお断りし、復興の最中にある BRT をこの目で確かめ乗ってみたいと思っていたのでした。
柳津駅隣接のビジターセンターに入りまして.スタッフの女性が色々と話して聞かせてくれました。
この柳津地区は南三陸の沿岸地区の人たちが避難してきた場所だということ、この先の峠から海側はことごとく津波でやられて更地になってしまったということ。
是非この目で確かめなくてはなりません。
BRT専用線はすでに供用中ですが、訪問当日はなんらかの実証実験中で、バスは国道を走行。 初めは震災の爪痕を感じないのどかな集落が続きますが、遠くには専用線が。



が、峠を越えた先のBRT 陸前戸倉駅周辺は復旧工事に従事するダンプが行き交うばかりの殺風景な場所。


しかし訪れる者にとって、三陸の入り組んだ海岸に続く漁村風景とはあまりにかけ離れた光景。
ビジターセンターの方が迎えに来てくれる予定だったのですが、フォーラムの開始までにはまだまだ時間があり、せっかくだからと自力で歩いて行くことに。
かつてはのどかな漁村も、高い防潮堤が築かれ、昔の面影はどこにもありません。



真新しい復興住宅が高台に点在している一方で、海辺に近い場所でありながら、流出の難を逃れ、復興した古民家の姿も。 元の家に進み続けたいという住民の方々のあくなき郷土愛が感じられます。
ビジターセンター手前約1 km の地点で雨に降られ、神社で雨宿り。
あちこちに震災当時の津波の水位が示されたレリーフが埋め込められています。
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長時間停車を繰り返しながら。。。 |
新発田で高校生がドッと乗ってきたものの、その後村上で全員下車。 30分以上の長時間停車は古き世k国鉄を彷彿とさせる駅風景でもあります。
令和の時代に入った今となっては実に貴重な時空間といえるかもしれません。
夕闇迫る笹川流れ。
車内はただひたすら閑散と。
ステンレスむき出しのこんなトイレとももうすぐお別れですね(^^)
あつみ温泉駅も静まり返ったままでした。
18:46に鶴岡駅着。
ここでも30分近い長時間停車となりまして、エキナカNEWDAYSで弁当を買い求めました。 鶴岡駅といえば「庄内弁」が有名で、私も何度か買って食べましたが、この時間ではさすがに売り切れて在庫はナシ。 普通のコンビニ弁当に甘んじることに。
余目で陸羽東線に乗り換え、キハ40からキハ110へ。
夜の閑散としたローカル駅での乗り換えにこのうえない旅情を感じるワタクシ。 こんな乗り換え案内看板ひとつとっても、汽車旅の魅力が詰まっています。判る人にはわかるこの心情。(^^) ですが、乗車車両は飯山線でもおなじみのJR東日本の主力気動車。
新庄で4分の接続で陸羽西線。
山形新幹線の終点でもあり、この駅を境に奥羽本線は標準軌から狭軌へ変わります。 かつての長大ホームは真ん中で寸断され、互いが行き止まりホームへと変貌を遂げていました。
何故か列車は鳴子温泉どまり。
駅前を散策するも、21時過ぎた山間の小駅での駅前は完全に静まり返ったまま。
やることもなく、すぐに駅に戻り、小牛田行き最終列車に乗り込みました。
今夜の投宿地、古川で下車。
新幹線の駅前ではありますが、町らしい町でもなく、焼肉屋や居酒屋が点々とする、不思議な駅前風景。 大型店があるわけでもなし、コンビニもなし。
ただ、目立つのはホテルルートインと、東北イン。 東横インに妙に似たデザインに??な感じがしますが、東日本地震を契機に、東横インから地元の会社に経営譲渡がなされたとのことです。
今宵の宿はルートイン。
東北の田舎町では酒田の「最上屋」のような商人宿に泊まりたいものですが、時代の流れってヤツですね。
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みちのくひとり旅 |
東日本震災の復興事業として環境省主幹で進められてきた「みちのく潮風トレイル」が開通しました。 全長1000キロにもおよぶ長大トレイルですが、本格運用が始まるにあたり、石巻南三陸ブロックフォーラムが開催され、今回、宿泊施設経営とガイドを兼業する一例として、私がゲストスピーカーとしてお呼ばれすることになりました。
飯山から南三陸(志津川)へ行くには、フルに新幹線往復するのが通常のルートではあるのですが、せっかくの機会。 北回りで向かうことにしました。 大宮回りなら、飯山/仙台間は2時間35分ですが、北回りだと10時間。
ホント、アホですね(^^)
上越妙高からは特急しらゆき。485系亡き後の特急車両ですが、軽いノリ味は全くもって貫禄ナシ。
日本海の荒波を愛でなから北上。この景色、何度見てもたまりません。
東三条付近では守門岳を横目に見ながら列車は順調に北上。
新津で特急を下車し、そこからは余命わずかのキハ40系の普通列車に乗り換えます。 3月のダイヤ改正で新潟エリアから姿を消しますので、JR東日本の旧型気動車に乗るのは多分これが最後になる公算が大です。 18きっぷ期間でないので、乗り鉄は皆無でした。
新発田を過ぎると一気に東北の匂いが。 言葉もズーズー弁へと変化し、文化圏の違いを実感するあたりでもあります。
車窓右手には二王子岳
新津を15時8分に発車し、延々4時間以上乗り続けます。 まぎれもなくこれは長距離鈍行列車なのであります。
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