fc2ブログ
FC2カウンター

プロフィール

なかむら@みゆきの

Author:なかむら@みゆきの
高社山麓みゆきの杜ユースホステル
を営んでいます。
当サイトでは、地元民ならではのお勧めツーリングルート、温泉、B級グルメなどを宿主自らが実走調査を敢行!信州ドライブ&ツーリングにお役立てください。


【旅の記録】
北海道ツーリング2008
北海道ツーリング2009
北海道ツーリング2010
北海道ツーリング2011
北海道ツーリング2012
沖縄八重山紀行2008
沖縄八重山紀行2009
沖縄バイクツーリング2010
沖縄家族旅行2011
栂海新道縦走記2012
沖縄買出し旅2012
沖縄買出し旅2013夏
大阪帰省の鉄道旅2013
沖縄買出し旅2013冬
アメリカ横断2014春
北海道ツーリング2014
沖縄買出し旅2014
アメリカ横断2015
北海道乗り潰し2015冬
家族で沖縄2015冬
タスマニア周遊2016
Overland Track2016
北海道2016夏ドライブ
スペイン巡礼2016冬
タスマニア2017春
北海道2017夏
スペイン巡礼2017冬
瀬戸内旅2018春
日本南北縦断2018冬
瀬戸内旅2019春

リンク

★たびたび君を応援しよう

このブログをリンクに追加する

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

 ↑  ↑  ↑
ブログランキング参加中!
1日1回クリック下さいネ!

最近の記事

月別アーカイブ

.
夏の終わりはノリテツ旅 1
夏の終わりの恒例行事の乗り鉄旅。
2021年9月6日、今年も出かけることにしました。 

4:50に出発して向かったのは森宮野原駅。
ココから長岡行き始発列車に乗り込みます。
1_20210907201312879.jpg

2_20210907201314469.jpg

十日町手前まではほぼ無人ですが、その後一気に通学の高校生でごった返します。

越後川口から上越線に乗り換え。JRの幹線駅がここまでペンペン草で覆われているのはみたことがありません。
3_20210907201315974.jpg


小出から只見線に乗ります。
4_20210907201317fb8.jpg

昨年までキハ40が就役していましたが、同形式全廃に伴い、飯山線と同じキハ110.
これで只見まで行きます。

18きっぷの時期ゆえ、通常ならノリテツで賑わうはずですが、なんとこの日は2両編成中それらしき人物はわずか3人。
只見から先は2011年の豪雨で路盤流出し会津川口までバス代行中です。
80億円をほぼ県が負担し、再建中でして、2022年中ごろに再開の予定。

観光路線としてどのような取り組みを行うか、これからが知恵の出しどころと言えるでしょう。

只見には約1時間15分で到着。
5_20210907201318b79.jpg

6_20210907201320366.jpg

代行バスで会津川口まで移動。
7_202109072013212e4.jpg

川口駅は只見線沿線駅の中では最大の規模です。
12_2021090720213824a.jpg

奥会津の風情の漂う駅前通りの風景
11_2021090720213675f.jpg


川口で2時間の時間があり、早めのランチを駅近くの食堂で。
10_2021090720132625b.jpg

名物らしいカツカレーミックスラーメン(1100円)を注文。
9_202109072013246f2.jpg

家庭用カレールーが醤油ラーメンにかけられ、その上にミニとんかつがのる、まことにもって推して知るべし味でありました。
8_202109072013233e0.jpg


川口からは会津若松行きに乗車します。
14_20210907202141009.jpg

キハ123JR東日本全社で8両しかない少数派。
全車が只見線に配属されている模様です。
13_202109072021393df.jpg

キハ110に比べると椅子が固く、遮音材も少ないので、ノイズが大きいのが良くありません。
ハイブリッドのGVE1000の方が乗り心地、静粛性ともに格段に上ですね。

只見川沿いをのんびり走り、1時間半後には会津盆地へ。
15_2021090720214247e.jpg

16_20210907202143af0.jpg


会津若松には14:17に到着。
18_20210907202145914.jpg

持ってきた本を読み終わってしまったので、KIOSKで西村京太郎の新刊をチョイス。


鉄道モノではなく、海シリーズ。
1_20210907203305007.jpg

同氏は鉄道モノが圧倒的多数を占めていますが、初期の作品には海洋モノも少なくありません。

海を舞台にした作品は「消えたタンカー」をはじめ、スケールの大きい物語が多く、この作品もなかなかどうして。
例によって突っ込みどころは多すぎるのですが、スケールの大きな情景描写にすぐれたなかなかの良作品でありました。

90歳を超えてなお創作活動を続ける西村氏。
恐るべきミステリー作家であります。




スポンサーサイト



夏の終わりはノリテツ旅 2
会津若松から磐越西線で新津へ。
只見線に続き、またまたキハ110登場です。
18_20210907202145914.jpg

津川でいつもの長時間停車。
19_202109072021463fe.jpg


新津からは115系の新井快速。
20_20210907202148ab7.jpg

6年前までなら、このスジは485系の快速くびきのが、充当されていました。
静粛性抜群の車体に、背もたれの倒れるふかふかのシートに身をゆだね、新井駅までの時間をリラックスタイム。

夕日に染まる西の空を眺めながら、夜汽車の雰囲気さえ感じることが出来ました。
21_20210907202149f7e.jpg

しかし、今となっては過去のもの。
けたたましい115系のモーターサウンドも悪くありませんが、旅情を感じる汽車旅は485系に限ります。


柏崎に18:30に到着し、夕食に駅前食堂の「そばよし」へ。
24_202109072119595a6.jpg

23_2021090721195838d.jpg


「そば」というだけあって、メニューの中心は麺類。 ですが、良心的値段は嬉しい限りです。

ラーメン600円、チャーシューメン850円。
ラーメンと言えば、どこの食堂に入っても必ずチャーシュー麺をオーダーする私。

使われる肉はもちろん店によって異なっていて、豚バラの煮豚もあれば、ロース豚もあり。
トロトロ肉もあれば、パサついたのもあります。

もちろんメガ盛りチャーシューもあれば、チャーシューメンなのに「たったのこれっぽっちですか??」と小言を挟みたくなるようなチャーシューメンもあります。

その点、ココのチャーシューメンは素晴らしいです。
22_2021090721195629e.jpg

モモの煮豚肉ながら、薄切りにすることでパサつき感はゼロ。
大きくカットされ、花びら状に6枚盛りつけられた見た目にもインパクト大です。

ラーメンそのものは昔ながらの素朴な味わいで、長岡しょうが醤油系のような濃い味ではありません。

ですが、この大きくカットされた程よい塩気を感じる舌触りの良いチャーシューが、淡白なスープにうまく絡んで、「1+1=3」位の味わいを醸しています。

新潟近辺のチャーシューメンでは、かなりポイントが高い一杯と断言しておきましょう。

柏崎駅前には、あの有名お菓子メーカー「ブルボン」の本社社屋。
昔は海岸沿いの工場のある松波地区にも本社機能がありましたが、6年前にこちらが新築されました。
25_202109072120011f0.jpg


駅に戻り、2011発の直江津行きを待っていると、やがて放送で


「直江津行きは長岡駅で踏切に人が立入り安全確認のため25分遅れ」


との由。

26_202109072120024e9.jpg


となると、犀潟でほくほく線に間に合いません。間に合わなければ、十日町から乗る予定の飯山線の最終列車森宮野原行きにさえ間に合いません。

駅員に犀潟駅での接続可否について尋ねてみましたが、やはり接続はしないとのこと。


ならば、遅れてくる直江津行きに終点まで乗り、後続の特急しらゆきで上越妙高、そして最終のはくたか長野行きで飯山に向かうしか手はなくなりました。


すぐに自宅に電話、飯山駅に迎えに来てもらうよう要請。


それにしても、私がノリテツしに出掛けたときの遅延&運休確率が高いのなんの。

よっぽどツイていない男なのでしょう。

しらゆき
27_20210907212004c4a.jpg

上越妙高駅に進入する最終のはくたか
28_20210907212005547.jpg


はくたかは4号車も、5号車もお客はゼロ。
いくら最終の長野行きとはいえ、コロナ前ならもっとたくさんの乗客の姿があったはず。
29_20210907212007c14.jpg

いつになったら元の世界に戻るのか。
出張需要が回復することがなければ、もしかしたら以前のような長距離列車の賑わいは戻ってこないのかもしれません。


録音の旅(マニア向け)
毎年9月の恒例、越後線ノリテツ旅に出かけました。

根っからの鉄道ファンのワタシですが、どちらかといえば「鉄道懐古趣味」の傾向がありまして、鉄道模型は昭和40年代の風景を再現していますし、配備されている車両のほとんどすべては旧国鉄型車両です。

鉄道模型はいじりますが、写真を撮る習慣はありません。

ですが、普通の鉄道趣味人があまりのめり込むことのない「録音趣味」が際立っています。

録音も一種の懐古趣味といえます。


ビデオカメラで映像を残すのと違って、音のみを記録に残し再生することで、脳内で無限に情景が空想的に再生されます。
液晶テレビに映し出される映像とは大きく異なり、広がる世界は無限です。

越後線に乗るのは、引退間近とささやかれる115系の音を録音するためです。
8_202109102332380bb.jpg


これまで何度も収録に出かけていますが、録音機材の組み合わせや、録音のポジション、車両の違いなどもあって、微妙に違うので此れまでやれば完遂!というゴールはありません。(マニアにしか分からないのですが)

たとえば、とあるPCMレコーダには余分な低周波をカットする機能がついていますが、カットする帯域をどこに設定するかで、音像がかなり変化します。
録音レベルも出来るだけ上げたいので、ピークレベルを見つけるだけでもそれなりの試し録りが必要です。

越後線の録音区間は、閑散区間でもある片道1時間10分の柏崎~吉田間に限られます。しかも通学時間帯を避けなければなかなかイイ音は採れません。

なので、一日かけても成果は意外と限られてしまうのです。

この日は外付けマイクを試しました。
内臓マイクは低音はガンガン拾うのですが、主に鉄道録音で重要な「ジョイント音=ガッタンゴットン音」の帯域の捉えが甘く、音の厚みが足りません。かといって、低周波カットしてしまうと、全体がショボくなってしまいます。

音の分解能は抜群のPCMレコーダですが、マイク特性があまり鉄道には向いていないようです。

そこで今回携えてきたのが、、オーディオテクニカのコンデンサーマイク。
マイク特性が70HZ~15000HZなので、本体の低周波カットはOFFにして収録しましたところ、かなり理想の音に近づきました。
9_20210910233330574.jpg


柏崎7:28発吉田行き 寺泊~分水間 モハ115にて録音



この日は柏崎まで車で行って、越後線を1往復半、新潟市まで行って。。。
4_20210910233232d69.jpg
新潟は大都会なり。


バスセンターのカレーを食し、新潟から越乃SHUKURAで柏崎までのんびり旅。
2_202109102332291fc.jpg

3_202109102332300bd.jpg

柏崎では17年ぶりのラーメン店に。
5_20210910233233a7f.jpg

今から20年前、予定日になってもなかなか産気づかない第一子(英時)が生まれる前の日に出かけた夫婦ドライブの途中に立ち寄ったのがこのラーメン屋でした。

その翌日に生まれたことから、春花出産のときも、あのラーメン屋に行けば生まれるかも?と、予定日を過ぎてからおまじないをかけるようにこの店を訪問してランチ。
なので、17歳の春花が生まれる直前ですから17年4か月ぶりの訪問。

店主の顔も覚えてはいませんが、店の雰囲気は変わることのない、昔の儘でありました。



カテゴリー