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会津田島から野沢まで |
田島駅では約50分の乗り換え時間。 駅近くのカフェへ行くことにしました。

最近の旅の大きな目的の一つはカフェ巡りでもあります。
古い米穀店を改造したなかなかオシャレなカフェ。 蔵書類、装飾法などなかなか参考になりました。


スコーン&ケーキセットを注文し、しばしの休息。相変わらず珈琲は薄いですが(^^)
駅前にはこんな趣のある旅館が。来年は此処に泊ってみようと思います。

田島駅では日本酒を買い求め、車内で一献。 最近旅に出ると、時折地酒(カップ酒ですが)を飲むようになりまして、古き良き旅情に浸ることが多くなったような気がします。




会津若松では3時間もの乗り換え時間があり、駅前通りを飯盛山方向へ歩きました。
途中のログハウスカフェで休憩。

コーヒー専門店とのことで、マンデリンを注文。

能書きとは異なる、相変わらずの薄い珈琲であります。

さらに歩みを進め、昨夏やってきたさざえ堂へ。 雪景色にたたずむさざえ堂もなかなか風情があっていい感じです。


白虎隊記念館は冬季休館中でありました。
会津若松から新津行に乗車。



会津盆地の北の縁を周回するように、西会津町の野沢駅で下車。



今宵の宿は十一塩屋


まさに駅前旅館でして、昨年、野沢駅で長時間停車した際に駅前を散歩してたまたま見つけたのですが、グーグルマップでは「現役」とのよし。 ならばと、前日に電話してみたところ2食付きで泊れるとのこと。
お仕事ですか?
と問われましたので、どちらかというえばビジネス旅館の性格が強いのかもしれません。
館内は昭和30年代の雰囲気。障子一枚を隔てた鍵のない和室の寝室。

 配線むき出しの廊下の天井
時代が止まったような古い昭和レトロな旅館に大満足であります。
しかも特筆すべきは料理。
 決して華美ではありませんが、どれもこれも手の込んだ美味しい家庭料理でして、日本旅館にありがちな(?)見た目と皿数を稼ぐための魚の刺身が出てこなかったのもまた好印象。
朝食もまたしかり

これで一体いくらなのかというと、税込み7450円。
ここ数年来では最もハイコスパなお宿さんでありました。
50代後半とおぼしきおかみさんは、大変控えめで口数のすくない、少し不器用な感じな印象の火となるも、実に可愛らしい方。 リピート間違いなしです(^^)
十一塩屋 1泊2食7450円(令和4年3月現在)
おススメです。
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野沢から瀬波温泉 |
昔懐かしい商人宿の一夜を過ごし、朝752発の磐越西線に乗車しました。
通学時間帯も過ぎ、車内はただひたすら閑散としています。
阿賀野川の車窓風景と相まって、実にローカルな時間が過ぎていきます。
長野県北部地方と違い、会津は茅葺屋根にトタンをかぶせた伝統的民が圧倒的多数で、移り行く風景も昔と変わらないところが好ましいです。
いったん新潟まで出て、一度改札の外に。 高架化が完成すると新潟駅の雰囲気もがらりと変わるはず。
そのあおりを受けて、昔からある飲食店が次々に閉店。
何度もケーキバイキングで通ったこの店も3月6日が最後とのこと。 残念ですね。

ここから白新線の電車に乗り込み、村上、駅前からコミュニティバスに乗り、瀬波温泉へ。

瀬波温泉特有の、石油臭のする日帰り温泉(900円)で入浴を楽しみ、名物温泉まんじゅうを買い求め、カフェで軽食。




あげ餅セットを注文しました。
地元の湧き水で淹れたという珈琲は、田島のカフェのものよりもさらに薄くお茶のようでありましたが、店主はすこぶる親切。
店構えはなかなか瀟洒な感じがしましたが、店内は既製のポスター類があちこちに張られていて、オシャレ度をスポイルしている印象です。

ヤハリ宿屋やカフェには、美観維持のためにも第三者の商業広告的チラシ類や、官公庁から配られたポスターをやみくもに貼るものではないなと思い知った次第です。(^^)
時々警察が指名手配犯のポスターを持ってきますが、デキる商売人は間違ってもそんなポスターを店内に掲示したりはしないでしょう。悪いですけど(^^)
駅までは3km。寒風ふきすさぶ日本海沿いの温泉地はひたすら閑散と。

残雪がそのまま横たわる歩道を横目に、ボチボチ歩いて行きました。

シベリア北帰行途上の白鳥でしょうか。
良い旅を。
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