fc2ブログ
FC2カウンター

プロフィール

なかむら@みゆきの

Author:なかむら@みゆきの
高社山麓みゆきの杜ユースホステル
を営んでいます。
当サイトでは、地元民ならではのお勧めツーリングルート、温泉、B級グルメなどを宿主自らが実走調査を敢行!信州ドライブ&ツーリングにお役立てください。


【旅の記録】
北海道ツーリング2008
北海道ツーリング2009
北海道ツーリング2010
北海道ツーリング2011
北海道ツーリング2012
沖縄八重山紀行2008
沖縄八重山紀行2009
沖縄バイクツーリング2010
沖縄家族旅行2011
栂海新道縦走記2012
沖縄買出し旅2012
沖縄買出し旅2013夏
大阪帰省の鉄道旅2013
沖縄買出し旅2013冬
アメリカ横断2014春
北海道ツーリング2014
沖縄買出し旅2014
アメリカ横断2015
北海道乗り潰し2015冬
家族で沖縄2015冬
タスマニア周遊2016
Overland Track2016
北海道2016夏ドライブ
スペイン巡礼2016冬
タスマニア2017春
北海道2017夏
スペイン巡礼2017冬
瀬戸内旅2018春
日本南北縦断2018冬
瀬戸内旅2019春

リンク

★たびたび君を応援しよう

このブログをリンクに追加する

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

 ↑  ↑  ↑
ブログランキング参加中!
1日1回クリック下さいネ!

最近の記事

月別アーカイブ

.
瀬戸内準備
瀬戸内ハイクまであと1週間を切りました。

今年も私は一足先に軽トラで出かけます。
DSC_0012.jpg

アマチュア無線を開局(申請)したので、とりあえず車載アンテナを取り付けまして、開局認可までは現在のアマチュア無線の世界を傍受し様子を伺ってみることにします。
閑散としているんだろうな~。

DSC_0009.jpg

石炭購入のため、関門エリアまで遠征しますので、国際VHFもしっかりワッチできそうです。
楽しみになってきました。

スポンサーサイト



木島平から下関
昨年に続く瀬戸内ハイクがはじまりました。
今回も下関で石炭を買うために軽トラで朝8時に自宅を出発。

雨天が予想されたので、少しでも距離と所要時間の短い中央道経由でいくことにしました。

途中、梓川、駒ケ岳などで休憩。
高速SAで売られているこの珈琲。
実はとてもレベルが高いです。
1_20221122065645cd7.jpg

少なくともスタバより、コンビニ珈琲よりも上です。
特にブラジル。

ブラジルらしい強い香ばしさと甘みがほかのどのコンビニ系珈琲を圧倒している感じです。

滋賀県に入ってもこの日は渋滞はなし。
2_202211220656485d5.jpg

尼崎でいったん高速を降りて、給油。
さすがの低ギア比の軽トラは90k程度の巡航ではリッター16キロ程度でありました。

六甲アイランドのフェリーターミナルは旅行支援の影響もあって、昨年よりも格段に混雑の様相。
4_20221122065651ae6.jpg


3_20221122065648922.jpg

政府のクーポン+会社から船内限定で使えるクーポン1000円分の合計4000円をもらいました。
クーポンは夕食に。

新日本海フェリー同様、作り置きのカフェテリア方式。
5_202211220656504db.jpg

フェリーの食事はさんふらわあが圧倒的にレベルが高いですね。

今回は無線機を携帯してきてまして、船舶無線を注視。
呼び出し周波数の156.8MHZをワッチしていますと、頻繁にポートラジオの通話が聞こえます。

輻輳した海域では、本船が、

― こちらせっつです。巡視船ひゅうが応答願います。

― ひゅうがです

― 本船貴船の後方xxマイルです、これより左から追い越しします。

― 追い越し了解しました

などと聞こえてきます。

さらに、FINDSHIPを注目していますと、奇しくもツイッターでフォローしている船員さんの船が前方を航行していたりと、何かとオモシロイことが多い航海でありました。

6_20221122065653050.jpg

新門司には7時に到着。昨年は雨模様でしたが今年は暖かな晴れた朝を迎えました。
8_20221122065655ef6.jpg

関門海峡でしばし休憩。
無線、オモシロイですね(^^)
9_20221122065656d47.jpg

10_202211220656586bc.jpg

11_20221122065700983.jpg

この後、火の山ロープウェイ駐車場に車を置いて、関門汽船乗り場へ。
海鮮市場がかなり魅力的でした。
12_20221122065701696.jpg

13_2022112206570268b.jpg

船に乗って門司へ。
14_20221122065704a06.jpg

15_20221122065705859.jpg

16_202211220657078ec.jpg

古き良き終端駅の雰囲気をそのまま残す素晴らしい鉄道遺産でもあります。

門司まで電車に乗って、訓練歩行を兼ねて火の山ロープウェイまで11kmを歩きます。
17_20221122065708598.jpg

18_202211220657102cf.jpg

人道トンネルをくぐり、火の山ロープウェイには12:20頃到着しました。
19_20221122065711b5a.jpg

20_202211220657130cf.jpg




下関から萩まで
下関での最大のミッションは石炭買い出し。
昨年と同じ場所で15袋、300kgを積み込んだ。
1_202211220716280b9.jpg

下関とはいえ内陸部の実に長閑な一帯。
2_20221122071630d93.jpg

最大積載量に近い重量を背に、中国山地を横断し、萩市青海島へ
3_202211220716339f6.jpg

瀬戸内の島々とは雰囲気の異なる風景。
本土の内陸部農村地帯は石州瓦が目立つが、この一帯は意外にも新建材家屋が少なくない。
4_20221122071633cb9.jpg

5_20221122071634f06.jpg

この日の宿は萩観光ホテル。
半島の高台に位置しており、湾の景色が秀逸な割と古い温泉ホテル。
全国旅行支援を使い、5200円で泊まれた。

7_20221122071638e60.jpg


出迎えから受付まで、美人(?)を揃えやたらと丁寧な応対ではあるが、馬鹿丁寧過ぎて人間味が今一つ感じられない。
AI然とした棒読み案内なら、何も生身のヒトである必要はなく、少々考えさせられるひととき。

サービス業に従事する人は、USJやディズニーに行って、喜ばれる人間味あふれる接遇について体験してくるのがイイかもしれない。
6_20221122071636406.jpg

萩から尾道
朝8時にホテルを出発し、萩の街並みを少し歩いてみた。
1_20221122205005718.jpg

30年近く前に一度訪れたきりであまり覚えていないのだが、重伝建の街並みが広がる城下町である。
最近では、世界遺産に登録されたこともあり、萩市街地が近づくと道路標識にデカデカと「←世界遺産」的な表示が目立った。

しかし萩が世界遺産だったとは。
よくよく調べてみると、明治の産業遺構の集合体として指定されたものであって、萩単独の指定ではない。
それゆえにインパクトは決して強くはない。

にもかかわらず道路標識だけが「世界遺産」を強調するあまり、一帯どこがどんな趣旨で世界遺産なのか、初めて訪れた人にとっては実に不可解でもある。

「世界遺産」とさえ謳っておけば人が集まる的な安直な案内標識ともとれなくもなく、あまり感じのいいものではないし、そもそも訪れる人がどこに価値観を見出すかによって、世界遺産訪問の値打ちが、人によって天と地ほどの差があるのは言うまでもない。
2_20221122205007ada.jpg

3_20221122205008fa8.jpg

過剰に期待しすぎて訪れてみると、普通の重伝建と何ら変わることがなく、世界遺産=スゴイと刷り込まれた一見の観光客はきっと落胆するに違いない。

通りでは、観光バスから降りてきたツアーの一行が賑やかだ。
4_202211222050107f1.jpg

日本を旅する外国人と違い、平日の日本人旅行者はほぼ高齢者である。
全国旅行支援策のもともとの狙いも、可処分所得を多く所有する高齢者のおカネを動かすことが狙いなのは言うまでもない。


萩に代表される、他地域複合の世界遺産もずいぶんと増え、最近は世界遺産指定の乱発傾向で、観光へのインパクトそのものが徐々に低下しているようだし、島根の大森銀山はかなり寂れてしまったとも聞く。
来年には佐渡が世界遺産の指定を目指し、佐渡島内では盛り上がりの機運を見せているらしいが、果たしてどうなるか。


散策を終えたら、中国山地を南下、中国道山陽道を経て、尾道まで大移動である。


信州と違い、中国山地の集落は、古い街並み好きにはたまらない景観がそこかしこに残る。
橙色石州瓦の民家が圧倒的多数を占め、東日本地区の郡部とはかなり様相を異にしている。

信州をはじめとする豪雪地帯は、積雪を考慮し、もともと重量のかさまないかやぶき屋根が多用されてきた。
それゆえにカヤの葺き替えが困難になると、トタンで屋根を覆うか、昭和40年代前後に一気に木造モルタルづくりの家屋に建て替えられてしまった。

なので、信州地方で伝統的民家に遭遇する機会は非常に少なくなってきている。
秘境と呼ばれる秋山郷でも、である。

しかし、西日本や雪の少ない北日本で日本海沿岸地方は瓦屋根家屋が多数残る。
能登や庄内は黒瓦の板張り民家が非常に多いし、関西伊賀地方や、奈良県生駒地方、大阪府東部(奈良県境付近)においても伝統様式民家は驚くほど残されているのである。


そんな長閑な集落を横目に高速道路をひた走り、尾道にたどり着いたのは午後2時を少し回ったところだった。
千光寺上の回転展望喫茶は取り壊され、コンクリート造りの展望プロムナードに変わった。
5_20221122205011432.jpg

今宵の宿は向島に渡ったところにある河野温泉。

尾道水道の渡し船の発着する様子を部屋の窓から手に取るように眺められる。
6_2022112220501368c.jpg

玄関を出れば船乗り場。

3社がそれぞれ少しずつ違う発着場を持ち、ライバル関係にある。

旅館の玄関前から出る福本渡船は

車を乗せても90円。
ヒトだけなら60円。
7_202211222050143ed.jpg

価格転嫁もできずおそらく経営状態はまともではない。

音戸の渡しのようにいずれなくなってしまうのではないかと心配するばかりである。
1_202211222111085b6.jpg



尾道側に渡り、29日の最終日に訪れるシーフードレストランの予約を済ませておいた。
ホバートのウォーターフロントに建つレストランを彷彿とさせるなかなかの店。
10_20221122205020856.jpg

11_20221122205020e68.jpg

9_20221122205017ac3.jpg

すでに今春実食を済ませているので安心である。

明日は200m離れた場所の「向島運航」の6時の始発に乗って呉線で仁方まで行く。
そこから参加者の皆さんと合流し、第一日目のウォーキングがいよいよ始まることになる。

楽しみになってきた。
瀬戸内ハイク DAY1【16.96km】&DAY2【19.99km】 呉市仁方~上蒲刈島~大崎下島御手洗
初日は雨。
窓からは雨音が響く嫌な朝を迎えた。

始発の船に乗り、尾道6:30発の列車で集合場所の仁方へと向かった。

8:30に集合、歩き始めたが、終始雨の中。
1_20221124221101f1d.jpg

安芸灘大橋での強風が予想されたが、幸い雨のみ。
2_20221124221102e9a.jpg

3_202211242211031d8.jpg

2時間経過後、最初の休憩。
4_202211242211051cd.jpg

下蒲刈島
5_2022112422110666f.jpg

上蒲刈島に入ると雨風はピークに達したが、必死に耐え歩く。
6_2022112422110857a.jpg

一日目の宿泊地「民宿かつら亭」には13:50に到着、遅めの昼食をとり、そのままチェックイン、夕食は舟盛をはじめとする豪勢な会席に舌鼓をうつ。
7_20221124221109159.jpg

1_20221128235218d63.jpg


2日目の朝は幸い雨があがった。
8_20221124221111554.jpg

9_2022112422111217b.jpg

島の北側を海岸を忠実にたどる
1DSC_0015.jpg

1DSC_0017.jpg

豊島に渡る
1DSC_0024.jpg

1DSC_0032.jpg

所々に残るひなびた島の寸景に癒される。
1DSC_0041.jpg


昼は奥まった路地にたたずむお好み焼き屋。
1DSC_0047.jpg

1DSC_0044.jpg

さらに東へ向かう
1DSC_0048.jpg

丁度下げ潮時で、海面が川のように流れている。
1DSC_0051.jpg

大崎下島小長で小休止
1DSC_0056.jpg

さらに東へ進むと湾内に漁船ならぬ「農船」がならぶ。
1DSC_0058.jpg

この日の投宿地御手洗には15時過ぎに到着、重伝建の街並みが素晴らしい集落。
歩行距離は丁度20キロを超えたところだった。
1DSC_0062.jpg

1DSC_0063.jpg

1DSC_0064.jpg

1DSC_0065.jpg

2_20221128235220550.jpg

今日は休息日
今日は休息日。
朝食後、歴史の見える丘公園に出かけ、御手洗から来島海峡に至る海を眺める。
ツイッターでフォローしている方が乗船している船が丁度来島海峡に向かって西方から姿を現した。
1_202211251724142e7.jpg


9時ころからミカン園を訪問、ミカン狩りを楽しむ。
今の俊は温州早生、そして温州石地の収穫が始まろうとしていた。
親切で話し好きなかんきつ農家のO氏の広島弁に旅心がくすぐられる思いである。

5_2022112517241944e.jpg

ミカン園では両方の食べ比べをしたり、レモン農園を案内してもらったり、ノンビリ過ごす。

その後自由時間として、希望者を大崎上島の「きのえ温泉」にお連れすることにした。

小長港からフェリーに乗って対岸の島に渡る。平水区専用の双頭式フェリー第5かんおん。
6_202211251724203e1.jpg

機関室からただよう船舶ディーゼルエンジン特有の排気ガス臭に船マニアの血が騒いだ。(^^)

8_20221125172422ed2.jpg

船を降りて3キロほどを歩いた先の海に突き出た丘の上にその温泉「きのえ温泉清風館」は建っている。
きのえ温泉はこれまで巡った温泉の中で、露天の景色という点では1-2位を争うほどの絶景なのは間違いない。
11_20221125172426294.jpg

惜しむらくはジャグジー様の吐水口からの水流音が若干耳障りで、もしその音がなければ目の前を通過する船の波切音やポンポン鳴るエンジン音が聞こえてなお風情が増すのだが。

帰りのバスの時間まで余裕があったので、風呂から上がった後も、1時間半ほどロビー外のテラスでボーっと過ごす。
12_20221125172429bd0.jpg

前述のとおり、目の前の海には貨物船やタンカーが行きかい、見飽きることがない。
2_20221125172415c6f.jpg

船舶追跡アプリFINDSHIPと照らしながら、イチイチあの船はどこそこ行きだとか、積み荷はなんだとか、満載ではないのでどこかで半分積み荷を降ろした後、次の港に向かっているなどと講釈を垂れる。

まあ漠然と船を眺めているよりも格段に面白いはずなので良しとする。

3_20221125172416c44.jpg

4_20221125172417294.jpg

何度も来ているがやはりのこロケーションは唯一無二である。

風呂に入った後はバスで港移動し、御手洗に戻る。
「帰宅」したような感覚がイイ。

かれこれ6度目の宿泊となるゲストハウスKUSUSHIスタッフの矢野氏の自然体な親切さに毎度毎度感心するばかりである。
また、4回の食事のお世話になったこちらの食堂もまた、まるで田舎の親せき宅に尋ねて行ったような感覚が味わえて素晴らしい。

旅の醍醐味は、特別なもてなしや贅沢な食事、絶景を味わうばかりではなく、ヤハリ地元の「生活臭」を体感することで、旅の感動は倍加するものである。
その点、この御手洗の滞在は私にとっては申し分のない場所になっているのである。
2_2022112617541538e.jpg

5_202211261754132ae.jpg

6_2022112617541529e.jpg

1_2022112617541417b.jpg



御手洗~大崎上島~大三島へ
御手洗でのまったりとした時間を過ごした後、高速船に乗って大崎上島へ渡る。
この日は島の最高峰、神峰山山頂を目指すことになっていた。
3_2022112620305872b.jpg

4_20221126203059d91.jpg


船を降りてバスに乗り継ぎ、島の西側へ移動、海抜高度0メートルから460mの山頂を目指す。
ヤマザキYショップで昼食用の食料を買い出し、登坂開始。
1DSC_0070.jpg

途中本土側の海を望みながら、かんきつの樹木生い茂る山をひたすら登る。
8_2022112620310446f.jpg

7_20221126203101942.jpg

山頂。
少し霞がかかっていて、青い海とくっきり浮かび上がる島なみとは少し趣は異なるが、水墨画的美しさもあって、これはこれで悪くはない。
9_202211262031044d5.jpg

1DSC_0073.jpg


下山路は砂礫の登山道だが、歩く人はあまりないと見え、所々荒れたところもある。

だが、登山道を下りながら絶景の海を眺められる場所など、日本広と言えどもココくらいではないか思う。
それくらいの絶景に、つい心奪われる。
10_202211262031069f8.jpg

1DSC_0080.jpg

1DSC_0076.jpg

1DSC_0081.jpg


下山すると、木江の古い町並みが広がる一帯に。
1DSC_0082.jpg

3階建ての木造建築が連なる場所で、重伝建の街並みに匹敵するほどだが、荒れた無人家屋が多く、指定を勝ち取るには、有識者による推薦と大規模な補修が必要と思われる。

ただ、たとえ歴史的に貴重な街並みではあっても、地元民がそれに価値を見出し機運を高めない限り、なかなか実現できないことではあるのだが。

約800m先に天満桟橋。
1DSC_0092.jpg

これから乗る大三島宗方港行きのフェリーを待つ。
1DSC_0098.jpg


宗方港までわずか15分、運賃は240円である。
1DSC_0100.jpg

1DSC_0103.jpg

1DSC_0106.jpg
さようなら大崎上島

宗方港に上陸
1DSC_0109.jpg


今宵の宿は4月に下見で訪れた「大三島・憩の家」
古い木造校舎をリノベーションした宿で、客室はみんな元教室だった場所である。
1DSC_0117.jpg


名前は役人チックで、決してお洒落なネーミングではない。
それゆえに、名前で選択肢から外されてしまうケースも少なくはないはずである。

だが、内容は素晴らしい。


廊下
1DSC_0114.jpg

客室
1DSC_0112.jpg

ちなみに風呂は別棟の展望浴室
1DSC_0134.jpg

1DSC_0133.jpg

校庭(跡)の堤防からは海を望むことができる。
1DSC_0120_2022112620455775f.jpg


食事は職員室だった場所をレストランに改装した場所で
2_20221126205622921.jpg

実に手の込んだ海鮮会席に一同驚く。
それなりに値は張るが、全てがハイレベルなのである。
4_20221126205634caf.jpg

3_20221126205631ebc.jpg

5_20221126205634992.jpg


明日は大三島の南岸を沿うように16キロ歩き、道の駅はかた島からバスと船を乗り継ぎ、佐島へと向かう


大三島から佐島
この日は大三島から佐島へ歩く。
1DSC_0138.jpg

宿を8時に出発、大三島の閑散とした南岸を行く。
1DSC_0139.jpg

途中、ミカン農家に声を掛けられ、ミカンをいただく。
瀬戸内の人たちは実に親しげに話しかけてくれることが多く、これもまた瀬戸内海沿岸を歩く旅の楽しみである。
1DSC_0140.jpg

1IMG_0842.jpg


閑散とはしているが、海景色は抜群で、大三島橋手前の集落には移住者も多くみられる。
珍しく、「ここになら住みたい」と思える場所である。
3_20221128174711051.jpg

4_20221128174712aa4.jpg

2_202211281747094c8.jpg

大三島橋下は上げ潮の潮流が激しく、まるで川のように水流がみられる。
1DSC_0142.jpg

15km歩き、伯方島の道の駅。
1DSC_0144.jpg

ここでランチタイムとして、今治名物の焼き豚玉子飯を食べる。
デザートはもちろん伯方の塩ソフトクリームである。
5_20221128174714082.jpg

2時間以上の休憩を経て、14:12発のバスに乗り木浦港に向かう。
乗り込むときに行き先と経由を念のために確認したが、妙に愛想の悪い運転士に少しイラつく。

船折瀬戸を越え、木浦港には15分ほどで到着。
参加者全員分のバス運賃1150円を料金箱に入れたら、入れた後に「お札はつまるけん、ちゃんと折ってもらわんと!」と強い口調で言うので、 「だったら最初に折って入れろと説明すべきではないのか。毎日乗っている客に見えますか?」言い返してやった。

開業する前の1999年ころの半年間、バスの車掌のバイトをしていた経験があり、昔気質のバス運転士は傲慢な人が少なくはないというのは知っていたが、瀬戸内一帯の運転士にもそうした輩が時々目立つ。

今年の春には福山駅から鞆の浦に向かうバスでも、エンジンブレーキを多用しすぎて車酔いしそうな目に遭ったことがあり、降りざまに「もうちょっとギアを上げて運転してはどうですか?」と苦言を呈したことがある。

昔の京都市バスに見られた、乗客に平気で怒鳴り散らすヤンキー運転士ほどではないが、どうやらこの界隈にもそうした気質の運転士が多少なりとも生き残っているのかもしれない。

そんな輩は、是非庄内交通やウィラーエクスプレスのバスに乗ってみると良いと思う。

庄内交通の路線バス乗車体験


同じ路線バスとは思えない応対と運転技術に驚くはずである。

木浦港では30分ほどの待ち時間がある。
小型貨物船や造船所が林立する、いかにも内航海運の街といった感じで、ワタシ的には悪くない雰囲気である。
1DSC_0146.jpg

船客待合所のそばには海運組合事務所が居を構えている関係で、先客待合所には内航船員募集のパンフレットが目立つ。
近年内航船員の高齢化が進み、国をあげて若返りをはかるべくあれこれ手を打っている最中だが、このようなパンフレットを配布するならば、海運とは縁のない都会の人口密集地に配置すべきだろうと思う。
6_20221128174715318.jpg

電車の運転士や飛行機の操縦士になりたい若者はゴマンと存在するのであれば、航海士を目指したいと思う若者をいるはずだが。 船乗り=漁船員ばかりではないということをもっと広く知ってもらいたいものである。

まずは子供向けの職業体験施設「キッザニア」に船員体験を設けてみてはとも思う。

船は定刻通りやってきた。
1DSC_0157.jpg


7_20221128174717554.jpg

高速船とはいえ、八重山の船ほどの高速域には達せず、大型フェリー程度の速度で岩城島を経由し、佐島へ向かった。



佐島下船者はほぼ我々一行のみで、船着き場はあっという間に静寂に包まれた。

今宵の宿、汐見の家はもう目と鼻の先である。

4_20221128235222be7.jpg

佐島から因島
佐島の宿は1棟貸をお願いした古民家ゲストハウス汐見の家。
かれこれ3回目となる。

港にて
1DSC_0163.jpg

1DSC_0160.jpg


港のすぐちかくの路地奥にたたずむ古民家で、オーナーは東京住まいで、2人の管理人によって運営されている。
1DSC_0165.jpg

13_20221128174726585.jpg

この日は貸し切りで、事前に送っておいた食材で夕食、朝食をふるまった。
暮らすように旅する感覚は、このような自炊宿において実感できることが多い。
1DSC_0168.jpg


何かと気ぜわしいのだが、これはこれで悪くはない。
いや。むしろ提供者側としても実に楽しい時間をすごす。

夕食のメニューは以下の通り

●アクアパッツァ
●タコのガリシア風
●ミカンとレタスのサラダ
●たらこのポン酢和え
●でかまる
8_20221128174718919.jpg

9_20221128174720c3d.jpg


朝食は

●鯖塩焼き
●だし巻き卵
●もやし野菜炒め
●海藻の味噌汁
12_2022112817472498f.jpg

できれば2-3泊して島の風情を楽しみたい、そんな佐島の一夜であった。


佐島の後は弓削島へ
1DSC_0170.jpg

北上し、フェリー乗り場から因島へ渡る。

乗船料金はわずか100円である。
東京メトロでさえ170円くらいするので、もう少し高くてもイイのではないかと思う。

1DSC_0173.jpg

1DSC_0178.jpg

因島は造船の島だが、今回歩く島の東海岸は天然の海岸が残されたままの箇所が多い。
切り立った山が多く、景勝ドライブが楽しめる一帯でもある。
1DSC_0194.jpg

1DSC_0185.jpg

西海岸を通過したことのある人なら、此処が本当に同じ因島かと見まがうほどである。

途中の休憩所でランチ
1DSC_0182.jpg

1DSC_0188.jpg


因島スカイラインを10kmほど歩くと、大きな集落に出る。
1DSC_0192.jpg

ふもとのショッピングパーク(?)に立ち寄り、お菓子を買い求め、フードコートでティータイムとした。
14_20221128174727d33.jpg

因島の老舗菓子店のはっさく大福と、たまごケーキ
15_20221128174729092.jpg

今宵の宿は海岸にたたずむ民宿布刈。
16_20221128174730967.jpg
昨年宿泊した因島民宿は造船工場の立ち並ぶエリアで、どちらかといえば「職人宿」だが、こちらはかなり趣が違い、観光民宿の雰囲気を醸す。
1DSC_0197.jpg

いよいよ明日、尾道へ向かうが、無情にも天気予報は雨だ。
歩行距離11kmほどだが、安全第一で最終区間を歩くことにしよう。

5_20221128235224ab5.jpg




因島~尾道
因島の民宿は島の風光明媚な東海岸に建ち、造船所の林立する西海岸とは全く雰囲気が異なる。
1_20221129222419d83.jpg

WIFIはないが、布団の寝心地はこれまで泊まった7泊の宿の中では最高で、食事の内容もまた1泊2食9350円という価格に照らすと驚くべきコスパであった。


最終日は11kmを歩くが、昼食を尾道ラーメンと決めていたので、逆算して9時に出発、当初予報されていた雨もさほどでもなく、霧雨の中の歩きだしとなった。

因島大橋を渡り、向島の西海岸を沿うように歩く。
2_20221129222421c59.jpg

3_20221129222423313.jpg

4_2022112922242488f.jpg

11:30過ぎに渡船乗り場に到着、駅前に向かう船に乗る。
5_20221129222426adb.jpg

6_20221129222427380.jpg

7_202211292224311f1.jpg



駅前のラーメン屋「たに」に入り、尾道到着を祝して褒美の意味も込め一番高価な「スペシャルセット」を注文した。
8_20221129222431625.jpg

9_202211292224336d5.jpg


その後、アーケード街の珈琲屋でティータイム、14時過ぎに千光寺山の展望台に到達し、呉市仁方にはじまったとびしま&ゆめしま海道100kmハイクが完遂となった。
10_202211292224333ef.jpg


夕食は駅近くの海岸を見渡す尾道WHARF。シーフード(オイスター)レストランの店をチョイス。
飲み物は各自負担だが、食事は参加費込みなのでオールフリーの大盤振る舞いとし、カキをはじめとした新鮮な魚介類をたらふく満喫いただく。
12_20221129222434d3d.jpg

8時前に店を後にし、千光寺参道の暗がりを慎重に上る。

途中天寧寺三重棟がライトアップされて美しい。
14_20221129222436871.jpg

宿はこの日満室だったそうだが、カフェスペースは意外にも空いていた。
15_2022112922243710a.jpg


カウンターには、2人の若者がそぞろにくつろいでいる。訊けば、女性は広島大の学生さん、男性はシドニー在住の台湾系の若者だった。

マスク着用なるも、久しぶりにホステルらしい和気あいあいとした空気感を味わう。
ユースホステルは斜陽だが、こうした空間と時間はヤハリ貴重である。
16_20221129222439db0.jpg

11月23日にはじまった7泊8日、歩行距離合計92kmの長旅はようやくここに幕を閉じた。

いつもと違うのは、7泊8日という長期間を複数人で時間を共有し、寝食共にすることだった。
しかしこの旅のカタチは、互いが自然に心を開き、互いを深く知るキッカケになる可能性があるということに他ならない。

おそらくこんな旅はきっと他にはない。

昨年、今年と2年連続での瀬戸内旅だったが、来年はいよいよスペイン巡礼にが復活するかもしれない。
いや、そうなればイイなと思う。


8日間、お付き合い有難うございました。
またお会いしましょう!

カテゴリー