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佐渡弾丸ツーリング2 |
二等カーペット席は意外に空いており、乗船率は半分程度。 窓際のスペースを確保して、早速遊歩デッキへ上がりました。
出航の瞬間はやはり外で迎えたいものです。

ここから2時間40分、海の向こう80キロ先の「佐渡島」を目指します。 出港後しばらくは右手に米山を望みながら航行。

デッキではかもめと戯れる子供たちの姿が目立ちます。 かっぱえびせんを差し出すとヒトにカモメが群れているのです。
その後は船室でごろごろ。
今回の目的は「佐渡ツーリング」なのですが、せっかくですから海遊びもしたいものです。 しかし滞在時間は7時間。その間に海にも入り、出来れば金山にも足を伸ばしたいものです。 大いに悩む父。。。。。
出港から二時間後、船の行く手に佐渡の姿が見えてきました。

気になるのは雨雲の動き。山向こうは雨雲がかかっているようにも見えます。
全く揺れもなく、定刻で小木港に到着。
 たった2台のバイクのもう一台は山梨ナンバーのハーレー。 キャンプ道具満載でした。
さあ!行くぞ。
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佐渡弾丸ツーリング3 |
船を下りてまず向かったのは尖閣湾。
当初は最北の二つ亀海水浴場を目指そうとも考えていましたが、片道距離が70km以上もあり、7時間の上陸時間で往復するには少々厳しいものがあります。 せっかく佐渡に来たのですから、海だけでなく、金山や佐渡スカイラインにも足を伸ばしてみたいものです。
とはいえ、雨雲はまだ佐渡北部にかかったままですから、可能な限り雨を避けて行きたいもの。
そこで活躍するのが、YAHOO天気の雨雲ズームレーダー。 リアルタイム雨雲画像から1時間後までの細かい予想が映し出されます。

これを見ながら、行く先々の天気をチェックします。
幸いなことに、1時間後に尖閣湾へ到達する頃には雨が完全に上がるとの予報。迷わず海を目指しました。
途中10分ほど、少し強い雨に遭遇しましたが、真野付近で解消。やがて晴れ間が出てきて、尖閣湾にたどり着く頃には、絶好の海水浴日和に。

約一時間、海遊びに興ずる親子。 沖縄には及びませんが、これほどに透明度の高い海水浴場は初めてでした。
ベラ、シマダイ、フグ、その他。。。。
明るい浅瀬には色とりどりの魚が群れており、飽きることがありません。

佐渡の海水浴を体験すると、本土沿岸の黒砂浜海水浴場が見劣りしてしまいます。
とにかく最高でした。
次回は二つ亀海岸を体験してみたいですね。。。。。
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佐渡弾丸ツーリング4 |
結局、1時間15分ほど海と戯れていました。
周囲には県外ナンバーが目立ちます。首都圏はもちろんですが、そんな中に混じって、長野ナンバーの多さに驚かされます。
浜の入り口に乗り入れたエリミで出発準備をしていると、60位の男性に声を掛けられました。
木島平から?私たちは長野。2泊しているんだけど、晴れたのは初めてだわ。
上越の浜は「信州の海」などと呼ばれていますが、佐渡もまた信州人御用達のアイランドリゾートのようです。 佐渡汽船は長野市内に営業所を構えているほどですから。(^_^)
尖閣湾を出発してつぎに向かったのは「佐渡金山」。 3回目の訪問にして初というのが意外な気もしますが、子供をつれてのツーリングなので、社会見学も取り入れ、多少の学習的要素も考慮してみました。(^_^)





佐渡金山は株式会社「ゴールデン佐渡」の運営する有料の「坑道」ばかりが注目されますが、それ以外の部分においても見所は多数です。
相川集落のすぐ傍に広がる浮遊鉱選別所跡や大間港、発電所跡など、近代遺構は見るものを圧倒しますし、それに付帯して保存される事務所跡や洋館建築など、相川地区にはそれらが見事に残されています。

佐渡は世界遺産暫定リストに登録されていますが、正式登録の可否に関係なく、佐渡全体が、古きよき町並みと文化遺産の宝庫であることには間違いなく、その原風景残存比率は他を圧倒していると言っても過言ではないと思うのです。
実は佐渡の沿岸に点在する集落のほとんどが、旧来からの「漁村」です。 本土においてはその漁村風景もずいぶん近代的になってしまったきらいがありますが、ここ佐渡においては驚くほどに原型をとどめているということを見逃してはなりません。
なんせ、島全体と見渡してみても、新建材の住宅メーカーの民家が殆ど存在しないという事実は、驚嘆に値するものといえます。
近くて遠い、異空間。素晴らしきかな、佐渡。。。。。
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佐渡弾丸ツーリング5 |
金山の後は、佐渡スカイライン。
名前からして「快適な山岳ドライブ路」を連想させてくれますが、実は大変な難路でありました。

とにかく急勾配、急カーブ。
こんなハードなワインディングルートは経験したことがありません。
タンデム125ccとはいえ、2速が役に立たず、ほとんど1速固定状態なのですから。 特に峠から先、防衛省管理道路に入って以降の下り道の猛烈なことといったら、それは物凄いものです。
どれ位急かというと、平均して10kmで900mの下降。所々には20%程度の恐ろしいばかりの下り坂が存在していることになります。しかもアスファルトではなく、凹凸のある連結式コンクリ路面。
大型クルーザーは全くお勧めできませんので念のため。
とかなんとかいっても、悪いことばかりではありません。 峠に差し掛かり、放送電波の送信設備が立ち並ぶ付近では比較的なだらかで、森林限界に近いこともあって眺望は抜群。
真野~両津一帯の水田地帯が実に見事でした。

下りきってほっと一息つく一行。 前夜の寝不足がたたって、後ろで居眠りを繰り返す英時。
空のザックを背負い、ショルダーストラップを私の腹前で固定しているので、ほぼ転落の恐れはないものの、いくらなんでも寝すぎでしょう。(^_^)
体操して目覚まし!!


島であることを忘れさせるこの広大な水田、広い空。 旅しているな~。と実感するひとときでありました。
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佐渡弾丸ツーリング6 |
国仲平野を過ぎれば、旧真野町の沿岸を通り、小木までは30分程度。 時間は15時を回ってきました。
実はまだ昼ごはんを食べていません。 今回のパックツアーには、小木港のターミナル併設の「小木家」さんの3階レストランで、名物「ぶりカツどん」を食べられることになっています。
それを楽しみに、ずっと昼食を我慢しつづけていたのでした。
ようやくその「ぶりカツどん」にありついたのは16時を回った頃。

漬けだれのぶりカツ(フライ)が絶妙な甘さと、塩加減を奏でていています。 イカと海草の小鉢 吸い物 冷凍おけさ柿
がついて1200円。 満足度バツグンのご当地グルメランチでありました。
夕食はいらないね。(^_^)
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佐渡弾丸ツーリング7 |
日帰りの佐渡ツーリングもあっという間に過ぎていきました。
食後はお土産物店で
あごだしラーメン 佐渡の海洋深層水藻塩 バターラスク
を買い求め、家族への土産とし、英時は自分でTシャツを一枚買い求めていました。
行きに比べると、帰りの乗客はずっと多い印象です。バイクも10台以上積まれていたと思われます。


出航はデッキで迎えました。

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