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新井からふたたび |
きっぷは2日間有効です。
翌日も出掛けるつもりでいました。早朝のくびきの号で。
しかし、17時20分の列車でお越しのゲストの迎えがありますので、この日と同じ新井着1623で戻らなくてはなりません。
密かに企てていた、新潟最北の笹川流れを往復することは不可能です。
決定!
このまま、折り返しの快速で再び日本海沿岸を北上することにしました。
まずは柏崎。

ここから越後線。その中でも、柏崎~吉田間は、ワタシのなかでは信越地区のベスト3にランキングされるローカル線なのです。

吉田駅は弥彦線を串刺しするが如く立地しているので、ローカル線らしからぬ広大な駅構内。これぞ駅!な雰囲気が好きですネ。

連結美(^_^)と感じる人は、私だけではないはず。

吉田で新潟行きに乗り換え。


さあ、何処イク?
この日、新潟駅付近のビジネスホテル最安値は3000円。
でも、泊まりません。
最近、安宿の強力なライバルと目され、勢力を増す一方のネットカフェです。

椅子席、マッサージチェア席、マット席。畳席。 深夜帯に人気なのは、からだを斜めにすれば、完全に横になれるマット席。
入会金300円、8時間パック1500円、カレー200円。 一泊夕食つき2000円です。 カプセルホテルは全く太刀打ちできませんネ。


21時から4時15分まで滞在、仮眠しました。
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新潟最北へ |
眠りが浅いまま4:20にネットカフェを出て、新潟駅へ向かいます。
乗車するのは始発の4:56発村上行き快速。

新潟向けの通勤時間帯の回送の役割も果たしているので、6両編成と長く、途中駅の停車も申し訳程度。
通勤電車ゆえにロングシートのE127系。

はっきり申しまして、乗り心地はよくありません。コイルバネの115系の方が好感が持てます(^_^)
朝焼けが美しい越後平野。

村上まで来ると、平野も狭くなり、いよいよ県北の雰囲気。
ここからはキハ47の酒田行き普通列車。交直流電化区間をまたがるので、気動車による運転となります。

ワンマンではなく、いわゆる国鉄型。飯山線のキハ110に比べると旅情が引き立ちます。
村上を出ると間もなく沿線位置の景勝区間「笹川流れ」。


昨夜の雨がチリを洗い流し、粟島が手に取るように望めました。
昨年は県境の駅「府屋」まで行きましたが、この日のスケジュールだと府屋まで足を伸ばすと、折り返し列車が12分後にやってくることになります。 いくら「乗り鉄」とはいえ、12分では短すぎます。
少し手前の越後寒川で降りることにしました。6:30着。

駅はもちろん無人駅。
 駅前には数軒の民家があるのみで、線路沿い反対側は国道7号線、そして海。 しかし海に出るには駅前の市道を大きく迂回しなくてはなりません。
何処にも行かずに駅前、そして駅構内をウロウロするだけ。

でも、この何もしない感じがたまりません。駅を肌で感じ、空気感を楽しむ。 まんが「鉄子の旅」で有名な横見浩彦氏の感覚そのものです。
この感覚、わかります?
わからないだろうな(笑)
つぎに乗る列車は7:03発の新津行き。 やがて通学の高校生が集まりはじめ、この列車が通学列車であることを知ります。
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越後寒川から妙高高原 |
越後寒川での35分の滞在はあっという間でありました。
ここからはひたすら乗り継ぎしながら、妙高高原を目指します。
キハ47気動車は新津まで。
新津には、ばんえつ物語の客車を従えたC57。

だれも気に留める様子はなく、日常的な光景なのだなと納得。
長岡で乗り換え

岩塚あたりからは山間部。去年は長鳥駅で途中下車したことが思い出されます。


柏崎からは沿岸部。
当初の雨予報がはずれ、終始うす曇~晴れ。
鯨波~青海川~笠島は信越線屈指の景勝区間で、私のお気に入り線区のひとつ。


直江津で乗り換え、長野行きへ。
新井ではなく妙高高原まで行きます。



再来年の新幹線開通で3セクへ移行されるこの区間。 駅前に2軒あった土産物屋さんが1つ閉店し、その二軒となりにあった喫茶店が消えてなくなり更地になってしまっていました。
新幹線が開通したらさらに寂れてしまうのでしょうか。
考えさせられてしまいますネ。
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