根っからの鉄である春花が、大阪で電車に乗りたいというので出かけてきました。 英時は電車嫌いで同行せず。幸いワタシの妹が一緒に遊んでくれるというので家に居残りました。
 京阪全線+近鉄京都~筒井+奈良~大阪難波+生駒~長田+生駒山ケーブル さらに奈良交通の観光地周辺のかなりのバス路線に乗り放題で一日なんと1500円。
もちろん旅のはじまりは私市から

枚方市から特急。かつて京阪特急といえば全列車が転換クロスシート二扉特別車オンリーでしたが、それも今は昔。 朝夕は普通のロングシートの通勤車両があてがわれています。

丹波橋まで行って近鉄に乗り換え京都。
そして500円で特急券を買い求め

特急に乗り込みました。京都発の特急に乗るのは生まれて初めてかもしれません。乗車時間わずか35分に対して500円の特急券。京阪に乗りなれたモノにとって、少々違和感があります。


そして着いた先は、平城遷都1300年で盛り上がる奈良市。

奈良と言えばやっぱり
 しかせんべい 150円で売ってます。



 特別観光地めぐりをしたわけではありませんが、春花にとってはこれで十分。鹿と十分に戯れたあとは再び電車に乗って次は西の方角へ。
生駒山です。

犬と猫の形をしたケーブルカーが走っています。もちろんフリーパスです。
 実はコレに乗るのも私は生まれて初めて。
たどり着いたのは生駒山上遊園地

春休みなのにヒジョーに閑散としたさま。

各地で遊園地が閉鎖されるこのご時世にあって、大変貴重な存在です。 遊具は旧態然として、これといって特徴もないのですが、ここまで生きながらえていること自体、奇跡といっていいかも知れません。 遊具の乗車代はだいたい300円から500円。春花は子供向け回転ブランコに乗り満足。

その後はエアホッケーをして楽しみました。 なんともつつましやかな遊園地タイムでありました。
園に隣接して電波塔が林立しています。大阪府下全域に放送電波を送信する設備が一堂に集められています。

1時間ほどの滞在で下山。もちろんケーブルカー。園内のどのアトラクションよりも面白くて安上がりな乗り物かもしれません


ケーブルには珍しく途中駅がふたつもありまして、その寂れ感がなんともいえずGOO.子供同伴でなければ間違いなく途中下車したでしょう。(笑)

生駒からは区間準急で大阪難波、御堂筋線で淀屋橋に行って京阪特急。

リニューアル塗装の8000系。これこそ正統派京阪特急です。 デビューは1989年とすでに20年が経過していますが、ものもちの良さには定評のある京阪。いまなお最新鋭車両の扱いで大活躍中。 VVVF制御ではない走行サウンドは非常に静粛性に優れていて、特にダブルデッカーの2階分では走行ノイズがほとんど聞こえてきません。エアコンの送風音と乗客のしゃべり声だけが静かに聞こえてきます。
京阪はもともとカーブが多く軌条条件のよくない鉄道でした。乗り心地もJR、阪急に比べると正直かなり劣っていましたが、それは線路だけの問題ではなく、台車のアライメントにも問題があるようでした。ジョイント音は非常に金属的サウンドが耳につき、振動もそれなりに感じていました。
ところがニューデザインの6000系の登場以降、在来車種にも次第に改良の手が加えられたらしく、平成に入ってからは ずいぶんと乗り心地にも変化が現れたような気がします。
[広告] VPS
[広告] VPS
私が乗ったかぎりでは、在阪私鉄の特急の中で最も静粛性&制振性に優れているのは京阪特急のダブルデッカーではないかと思うんですね。

最後は交野線私市駅へ。 山峡の終端駅であります。 [広告] VPS
お疲れ様でした!

↑↑↑ ブログランキング参加中です。1位返り咲きを目指し、貴方のワンクリックを!
|