それにしても昨日はいい夢を見せてもらいました。
サッカーには普段興味のない人でも、国と国の威信をかけた戦いについつい熱くなります。
打てば必ず点が累積してゆくバレーボールや卓球、バスケと違い、サッカーは攻守がランダムかつ強弱をともなって訪れます。
他と比べて点の入りにくいスポーツでもあります。
強いところが必ず勝つという訳ではないゆえに、多くの国民は一丸となって戦い劣勢を跳ね返し、技術と知恵と創意工夫で格上に立ち向かうサムライブルーに夢中になります。まさに昨日の試合はそんな状態でした。
負けたのは残念でしたが、何事も創意工夫と知恵の大切さを思い知った次第。
試合終了後、家を出発し飯山線の始発列車で長野へ。

そこから高速バスで池袋。

さらに山手線で品川。

目的地はグランドプリンスホテル新高輪でありました。

楽天トラベル主催の「EXPO2018」、つまり参画宿泊施設が一堂に会しての戦略共有会議に参加です。
昨年夏、楽天の担当者さんに猛烈に勧められて初参加したのですが、これがまた素晴らしい内容でして、目から鱗。

まずは三木谷社長のビデオメッセージに続き、トラベル事業長さんの事業展開の現状についての説明、さらに優秀施設の表彰式と続きます。
今年は航空券とのパック売り上げが優秀だった施設さんが対象の表彰式でして、土地柄、圧倒的に北海道と沖縄、そして東京都内の大規模ホテルが大半を占めていました。

昨年はその圧倒的な演出にただただ驚くばかりでしたが、三回目の今回はさすがに慣れました(^^)
略共有会議というやつでして、分科会も同時開催。
なんとも濃密な会議なのです。

これからの夏の繁忙期に向け、準備と創意工夫のヒントが得られた5時間でした。
日本代表の活躍になんとなく力をもらった気がします。
懇親会が17時から開かれましたが、次の行き先に向かわなくてはならず、涙ながらに途中退席。

向かったのは京急品川。

18:02発の空港快速に乗車しました。
たどり着いたのは羽田空港。京急で羽田入りしたのは人生初。
モノレールには第一、第二とそれぞれの駅が存在しますが京急は併用。
18:30頃第二ターミナルに到着しました。

これから乗るのは伊丹行き41便。
九州行き便は台風接近で軒並み欠航でしたが、大阪行きは問題なし。
ヒコーキは昨年12月の羽田から大館能代行きに乗って以来です。
鉄道に限らず、船、ヒコーキなどいわゆる乗り物は何でも大好きなのですが、非日常的なヒコーキはいまなお特別感があります。

座席は当然の如く窓側をキープ。ひょっとして富士山が拝めるかも?との思いで、主翼後方の右側の35Kを指定しました。

離陸直後、一瞬富士山の姿を確認できましたが、その後は残念ながら完全日没。
飛行距離が短いので、飛行高度は7000mに満たず、終始地上の灯りをみながらの飛行。
大阪駅の真上を通過し北西方向に進んだ後、右へ180度Uターンするように接近。
伊丹空港の夜間着陸は初の経験でしたが、なかなかエキサイティングであります。
羽田空港の着陸と違い、かなりの長時間市街地上空を低空飛行するので、まちの灯りの密度が違います。
大阪駅

そんな灯りに負けないよう、誘導光が市街地を走るように明るく明滅しています。
20:35に着陸。面白かったです。(^^)
伊丹空港はこの春リニューアルしたばかりでして、昨年8月に伊丹新潟線を利用した時の姿とは月とすっぽん

20:53発の大阪モノレールに乗って門真市、

京阪に乗り継ぎました

この車両、昭和1980年製ですが、厳密にいうと、台車、車体に関しては1959年製の旧2000系のものをそのまま流用し、制御機器のみを更新した純粋には「改造車」。
来年にはついに生誕60年を迎えるスゴイ奴なのです。
日本の鉄道会社において製造後60年の車両がイベント用ではない定期運用に就くケースはおそらく京阪電鉄だけではないかと思われます。
物持ちの良さに定評のある京阪ですが、大雨でもたくましく走り続ける、地震にも強い。そんな頑強な鉄道会社の一端を伺えますネ。

実家の私市駅には22:14に到着。
意外に時間がかるものですね。
もし品川から新幹線に乗った場合何時に私市駅に着いたか確かめてみました。
品川18:07→20:17京都20:31→20:40丹波橋20:50→21:08枚方市21:15→21:28私市
東京/大阪の移動なら新幹線の圧勝。いざ体験してみるとその違いはてきめんです。
新幹線の保安検査の有無について語られることもありますが、発車5分前に行って飛び乗れる利便性はやはり日本の鉄道の強みであることを実感したのでした。
とはいえ今回はマイルで乗ったので品川~私市の移動費用は1200円で済みました。
何よりもヒコーキ、しかも大型機に乗れたのでそれはそれで大満足だったのは言うまでもありません。
|