先日とある方よりこんなご本(小説)をお送りいただきました。

全国のユースホステルにも寄贈されていらっしゃるようで、かつて北海道を旅した作者さまの経験した、若き青春時代の自叙伝的小説です。 早速拝読したのですが、ユースを愛した誰もが経験した旅先での淡い恋物語の連続的短編が2編収められています。
おそらく2000年代初頭までは、全国のユースホステルにおいて劇中のような(異性の)若者同士の出会いが日常的に繰り広げられていました。 ユースホステルを知らない世代の人に俗っぽく言わせるならば、単に「ナンパ」と片付けられてしまうのかもしれません。 しかし、YHの出会いにはそれとは明らかに異なる、純粋なトキめきとワクワクがありました。間違いなく。
作者さまは、現在70歳台半ばとのことですが、あまりにも共感する部分が多く、2日で3回も読み返し、自分も元気なうちに、自叙伝的小説を書くのも面白いかも?とふと思った次第。
私にも、作中のような面白い、でも美しくもはかない、でもやっぱりオモシロく興味深いエピソードが結構ありますもんで(^^)
昨秋以降の読書数はすでに30冊を越えましたが、お泊りゲストにもお勧めしたい推薦図書No.1であります。
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