今日は行程中最長の16km越えのセクションです。
出発は結東かたくりの宿

沖の原台地に向かって、標高差400mのブナ林を登っていきます。

約一時間後、車道に出ますと、そこはブナの生い茂る別天地
 約1か月前の下見とは全く雰囲気の異なる、紅葉回廊が広がっていました。
さらに進むとそこは妙法育成牧場。
この場所が新潟県津南町であることを忘れさせる、ヨーロッパの田舎道を歩いているような感覚に陥ります。 思い出されるのはヤハリスペイン巡礼路。特にガリシア州のラスト100kmの道にも通ずる雰囲気を併せ持つこのセクションは、ブナ林トレイルに代表される道とはまた違った、信越トレイルの新たな一面といえそうです。


人の姿を見るや、遠くの牛の群れがこちらに駆け寄ってきました。 全力で走るホルスタインなんぞ見たことがありませんでしたので、少々驚きましたが。


小雨の降る中、妙法育成牧場入り口付近でランチタイム。


中子集落


そこから先はまた平坦な道。

いにしえの旅人になった気分であります(^^)


段丘を一段降りるとまた別の集落。

最終目的地の道の駅信越さかえには14:20に到着。 ほぼ予定通りでありました。


里の道をそれぞれが、それぞれのペースで歩くさまは、まさに2年前、4年前に実施した巡礼の道の旅。 コロナが収まったら、真っ先に前回と同じルートをたどる旅に出ようと決心しました(笑)


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