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諸寄荘ユースホステルの夜 |
この日の客人は私のみ。 お部屋はモちろん和室の個室。

旅館兼業の、営業歴45年もの老舗でいらっしゃいます。 ここのおかみさんとは、4年ほど前のユースホステル研修会で、ワークショップが同席でしたので、一応面識がありました。 いつか泊まってみたいと思っていたので、丁度いい機会でありました。
ユースホステル全盛期の名残をとどめるこんな看板がなんともノスタルジックです。

受付でYH協会様式の宿泊者名簿に記入し受付を済ませると、1泊2食5060円なるも、新温泉町の割引クーポンで5000円引きとの由。 つまり私が支払ったのはわずか60円。100円渡して40円の釣りをもらうのも可笑しな感じがしたので、釣銭は辞退しましたが(^^) それにしても1泊2食が5060円とは、値段は20年前のまま時代が止まっています。
ベテランのユースホステル経営者ほど、値上げには消極的な人が多い傾向にあるのは否めませんが、今や青少年が宿泊することなどありえませんので、サービスの対価として値上げしても全く問題ないとは思うのですが。
食事は部屋食。食堂での無駄な光熱費を節約する狙いもあると思われます。
夕食膳

朝食膳

これで5060円とは、仕事へのモチベーションが下がらなければいいのですがと余計な心配をしてしまいます。
今回の旅でも実に多くの個性的な、さまざまなタイプの宿に泊まってきましたが、あらためて感じたことは
1.2食付きの「簡易宿所」は極端に少ないです。やはり食事が提供されたほうが安心できます。 2.でも、提供される食事の量、品数が少ないと失望します。 3.小さくてもイイから全身浴できる風呂を備える宿が落ち着きます。特に寒い冬は。 4.事務的な応対の宿は宿泊そのもの体験があまり心に響きません。 5.パブリックスペースではほかの客人とそこそこ交流があって、おしゃべりができるのがイイです。 6.でも寝室は、自分のことに集中できる個室のほうがイイです。 7.寝室以外に寛げる場所があるのとないのでは、泊まることどのものの楽しさがかなり変わってきます。 8.宿屋のスタッフはそこそこフレンドリーで親切なほうがイイです。 9.到着時に電気が消えていると、訪れる人のテンションがダダ下がりになってしまいます。 10.WIFIがまともに使えない時の失望感は想像以上です。
つまり、現在の木島平の拙宿は、自分の泊まりたい宿をカタチにしたものなのだなということを改めて実感した次第。 そして、そんな1泊2食7000円の拙宿が、かなりお得感のある宿なのだなということを確認することができたのでありました。(^^)
旅そのものは、一般に見聞を広めるために意義のあることと云われますが、あらゆる体験を通じて、自分をたかめるキッカケになる行為でもあります。
日々是勉強、死ぬまで勉強。
気持ち新たに冬シーズンを迎えることができそうです。
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山陰海岸をたどる旅 |
諸寄荘ユースホステルでの静かな一夜を過ごし、朝8時過ぎに出発。 舞鶴までとにかく日本海岸を忠実にたどることにしました。
浜坂駅

駅前風景はかつて鳥取の祖母宅に向かうとき、列車の中から眺めていました。

ここは兵庫県新温泉町(旧浜坂町)ですが、兵庫県とはいえ、ことばや文化圏は完全に鳥取。鳥取までの運賃は500円台でして、飯山から長野までの距離と同じです。
日本全国、あちこちに同じ県でありながらことばや文化が全く異なる場所がありますが、島しょ部を除けば、陸続きの「異なる」という場所では、兵庫県はおそらくナンバーワンではないかと思われます。 兵庫県庁まで行こうと思えば、特急はまかぜで3時間以上もかかるのですから。
どんどん延伸開通する山陰道は快適そのもの。

道の駅あまるべに立ち寄り、観光名所と化した旧余部鉄橋跡をブラブラ。

但馬漁火ライン

鎧駅
 かつて旧客で旅した山陰海岸の沿線風景、集落風景は今も昔も変わることがありません。
内陸に入り、城崎へ抜ける峠道には白い雪が。

観光客でにぎわう城崎温泉。 GOTOなんてなくても皆旅行しますよ(^^)

天橋立前を取りすぎ

舞鶴湾

舞鶴通過時点で時刻は14時近くなっていて、先を急ぎます。

時間短縮のために若狭道を選択。正面の山並みは白く雪化粧していました。

敦賀の赤レンガ倉庫前を通ってみましたが、時間がなくあえなくスルー。

そこから山を越えて、本日の投宿地、今庄へ到着。 前回は不思議なゲストハウスに泊まりましたが、今回は旅館。はじめてこの場所を訪れた時からその存在は知っていましたが、はじめて泊まってみることにしたのでした。

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