私にとって、一番夏を感じることのできるシチュエーション。 それは汽車旅に出ることであります。
セミの声を聞くことも夏を感じることではありますが、これは毎年あたりまえのように繰り返されるもので、特別強い印象を抱くものではありません。
夏の印象というのは、いまなお子供のころの思い出によって再現されることが多いようです。
私の場合は、夏休みの帰省。 父の実家である熊本と母の実家である鳥取へ、1年おきに通っていました。 車ではなく、新幹線と特急ないし、急行列車での長い長い汽車旅が、今なお夏を感じさせる出来事です。
つまり、国鉄型の特急、ないし急行に乗ることが、いまでも童心に帰る「私の夏休み」なのです。
今日、青春18きっぷで出かけてきました。
8:15に家を出て、向かった先は新井駅
快速くびきの号 新潟行き

実は、この特急形列車こそが、私にとって、もっとも夏を感じさせてくれるモノなのです。少年時代の夏休みへのタイムマシンと言っても過言ではありません。
「はくたか」の681系では駄目です。「しなの」の381系でも駄目です。
キハ58や、キハ82なき今、国鉄型の485系こそが私にとって、「最後のタイムマシン」であります。 アルミ車体+ボルスタレス台車の新型特急にはない、重量感と遮音性。これこそ国鉄の乗り味。すばらしい。 新井駅発車直後の車内放送ではオルゴールの鉄道唱歌が流れました。郷愁のメロディに泣けてきました(笑) オルゴールを鳴らすか否かは車掌が自らが決めることだそうですが、この日の担当車掌サン、粋な計らいです。
これで宮内まで行きました。


直江津停車中


宮内に向かったのは魅惑のラーメン、青島食堂を求めて。

本当においしいのです。
山ノ内のSAJ元デモ・竹節一夫も絶賛する(それがどうした!?)正統派しょうゆラーメンであります。
食事中もおりこうさん。柚花。


らーめんを食べた後は、再び列車に乗って長岡へ
 分岐駅らしい広い構内が、古きよき鉄道駅らしい光景を生み出しています。 宮内駅、好きです。(笑)

昨年、一昨年とラーメンを食べた後は笠島駅までいって、海遊びに興じましたが、今年は春花がいません。海で遊ぶ子供もいませんので、お母さんの意見を重視して、長岡駅の駅ブラを楽しむことにしました。
しかし長岡駅に何があるのか???

駅ビルショッピングモール「COCOLO」でブラブラ。輸入食材店や、無印良品、雑貨屋をブラブラ。 駅前のイトーヨカドーをブラブラ。 あ。スターバックスにも立ち寄りましたヨ。
あっという間の3時間。14:57発のくびき野で新井にとんぼ返り。

魅惑の485系汽車旅。海沿いを行きます。夏だね~。



車内風景の写真ばかりじゃないか。(笑)
それほどに485系好きなんです。アホですね!!
そして16:30ころ、無事新井駅に戻ってきました。

青春18きっぷの残りはあと1日分。何処行くかな?
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