毎年恒例の沖縄フェアー買い出しの旅。 今年は6月に慶良間諸島を旅したので、当初は、この時期の沖縄行きは予定になかった。
しかし沖縄フェア自体は予定に組み込まれており、運良くジェットスター航空の超格安チケットが取れたので、予定を変更して沖縄へ向かうことにした。
今回は実家の大阪にいちど立ち寄って、関西空港から飛行機に乗ることにした。 せっかく大阪帰省するのに、素通りはもったいない。2~3日実家に滞在して、これまで行ったことのない土地を訪問してみようと考えたのである。
飯山から飯山線に乗り長野。
長野からは特急しなので名古屋まで。
飯山に住む者にとって木曽は異国の地そのものである。


曲がりくねったカーブを特急しなの体をくねらせながら突っ走る。おかげでスマホの見すぎて酔ってしまった。(^_^)
名古屋まで乗ったと書いたが、厳密に言うならば、名古屋の1つ手前で降りて鶴舞駅に降り立った。

地下鉄に乗って日進市赤池駅に向かった。

赤池駅から3キロほどの場所に、いつも買っているコーヒー豆の自家焙煎店がある。以前から気になっていたのだが、せっかく名古屋を通るのだからと、是非立ち寄ってみることにしたのである。
#詳細はコーヒーブログを参照されたし
名古屋からは関西本線普通列車に乗った。20年ぶりのことである。

近鉄と競合している区間だけあって思ったほど混雑していない。

最初は濃尾平野の工業地帯や住宅地を走るが、やがてのどかな田園風景が車窓に広がる。

名古屋発の列車は亀山まで。 かつては紀勢本線と、関西本線の巨大接続ターミナルだっただけあって、プラットホームや駅構内は非常に広く、風格がある。
 かつての栄華を偲ばせるには充分な面持ちである。
亀山から先は非電化で、キハ120形が2両編成で終点の加茂まで走る。


列車は亀山を出るとすぐに登り勾配と差し掛かる。かつて蒸気機関車が重連で上り下りした難所である。


煉瓦積の狭いトンネルや、信号場跡など、 SL時代の雰囲気があちこちに残っている。

峠を越えると三重県伊賀地方。
驚いたことに駅は、ことごとく木造駅舎であり、多くの駅は、交換設備を持っている。 全国各地でもうほとんど見ることのできない、古き良き国鉄時代の鉄道風景。

伊賀上野駅 島ヶ原駅 柘植駅
その他多くの駅が、昔のまま残されている。
20年ぶりの関西本線の鉄道旅は、思った以上に感動が大きかった。
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