あっという間の北海道遠征もこの日が最終日。
9時過ぎに薫風舎を出発しまして、まずは「き花の杜」へ。 旭川の銘菓「き花」を沢山買い求めました。
お次は国道12号線を西へ向かい砂川 革製品と馬具で有名なソメスサドル
もちろん見学だけで買うわけではありませんが。。。。
そして北菓楼
それにしても北海道は土地土地に有名お菓子メーカーが存在し、いずれもが大きなショールームのような直売店を構えているのが特徴です。しかもいずれも応対が抜群にいいのです。 ことに六花亭に代表されるような丁寧かつ、決して恭し過ぎない自然な接し方は本州の観光関係者も見習うべき点が多いようにいつも感じます。
今回、用事があって小樽の輸入機械商社「新宮商会」の本社を尋ねたのですが、ショールームではない、単なる本社事務所であるにもかかわらず、実に丁寧な応対をしださいました。
一般の商店ではない「事務所」ですから、普通ならば、突然の「闖入者」に対し、「何しにきた?」的応対に陥りそうなものですが、誰もがバリアを張ることなく、実に親切なのです。
ガソリンスタンドで従業員に「長野からですか~」などと声を掛けられたり、とにかく今回は、外からの来訪者に対してつねにOPENな北海道人的気質を感じることが非常に多い旅だったように感じます。
滝川から国道275に入り、小樽には14時30分に到着。
道内有数の観光地ゆえに目抜き通りは観光客であふれていました。
フェリーは17時発。
3月に新造船が就航し、航海時間が一気に短縮されました。
まるでタイタニックのような垂直船首に秘密があるそうです。
速力アップのため、船幅が狭められ、その結果外郭部の眺望プロムナードが廃止されました。 大部屋がなくなり、全て区画された寝台ないし個室のみとなりました。 夜間のごろ寝を防ぐためであろう、公室エリアからはソファー型のいすが全て姿を消しました。 シアタールームが廃止され、立ち入り可能な遊歩甲板も後方に集中しています。 レストランはお一人様に対応し、外向きのカフェ式カウンター式テーブルが沢山設けられました。 大浴場に露天風呂が設けられました。
一言で言うならば、合理化をすすめ無駄なスペースをかなり削減したように感じます。 その一方でプライベート志向を強め、露天風呂などの万人が望む付加価値を具現化しています。
ワタシとしては1993年頃にデビューした、同社では最高の総トン数を誇った「フェリーあざれあ」型が一番印象深いのですが、時代とともに少しずつサービスの形態も変化していくものだと実感したしだい。
私達ユースホステル業界も、少しずつ変化していかなくてはなりませんね。
プライベート志向を強めて、合理化が進んだ印象です。
無事定刻に新潟に到着
家族の待つ木島平へ一目散でありました(^^)
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