今日は長野県最南端の地へ弾丸ドライブに出かけてきました。
行き先は下伊那郡天龍村。

天龍村は村の面積の9割以上を森林が占めており、人気テレビ番組「ぽつんと一軒家」で紹介されたことのある人が何人もいるような、そんな人里離れた集落がいくつもあるという実に山深い村。 人口は1000人ほどで、中心集落は飯田線の平岡駅一帯となります。

一応特急停車駅でもあり、駅ビル(?)内には生活用品も併売する売店、集落唯一の食堂があります。


そんな集合施設の名称は
龍泉閣
いかにもお堅い役所が好みそうな名称にローカルを感じます。
少し昼には早かったのですがそこでランチを食べました。
愛知静岡に隣接する、文化圏としてはほぼ中京。 名古屋らしいメニューの味噌カツ定食、母ちゃんはニジマス甘辛丼を注文しました。

丁寧に筋きりされたロース肉がGoodなとんかつに満足満足。
食後はさらに南下して天竜川沿いのV字谷に広がる集落、中井侍へ。 中井侍地区の一番の特徴は、山の急斜面に突如現れる「秘境の茶畑」です。
地区の茶畑の多くは高低差365m、平均斜度27度の、まるで三角定規をあてた様な急斜面。 くねくねと車で上がっていく「七曲がり」と呼ばれる道沿いに上から下まで所狭しと茶畑が連なり、眼下には雄大な天竜川が望めます。 信州内では同じく深い谷あいの集落である北の秋山郷、南の遠山郷とはまた違った独特の景観が広がります。



クルマを止める場所にも苦労しますが、何とか確保。

七曲の一番下には、秘境駅で有名な飯田線の中井侍駅があります。
 駅そばには無人の民家があり、ココをリノベして定住&カフェか民宿を営むのも面白そうだなとふと思った次第(^^)
こんな場所を訪れると、木島平はまだまだ都会だなと感じますネ。
茶畑を後にして次に向かったのは、下条村の道の駅。 何故か外見は大きな城を模しており、かなり個性的。

インパクトは絶大ですが、ガタイに比して入り口が狭く、風水的にはお客を誘引する雰囲気ではないのが考えモノです。 そのうち「老朽化」を理由に今風のハコものに建て替えられてしまうかもしれません(あくまで私の個人的見解)
 それにしても下条村。出身の有名人「峰竜太」に過剰に依存し過ぎな感は否めません。(笑)
次に向かったのは、駒ケ根インター近くの北川製菓直売所。 信州人には知られたシットリ系揚げドーナッツの人気メーカーでして、工場に隣接してアウトレットストアが存在します。
その名もル・ノルド・リビエール

日本語に訳すと「北川」
社名をフランス語にしただけなのですが、それだけでオシャレ度は1000倍。 イメージって大切ですよね(^^)
工場併設の直売店というと、素っ気ない事務所のような販売ブースをイメージしますが、完全に洋菓子店の体をなしており初めて訪れる人はチョット驚くかもしれません。

アウトレット菓子がとにかく激安です。


駒ケ根ICから5分ほどの場所にあって、クルマで行くには実に便利な場所です。
北川製菓駒ケ岳工場
日帰りするにはほぼ限界ともいえる、往復480kmのドライブ。 疲れますが、また行きたいと思います。(^^)
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